ハタフェスをきっかけに初めての富士吉田へ
先週は熊本、今週は山梨に行っていました。最近移動が多めでnoteの更新ができないまま半月ほどが経っていました。
10/19(土)、20(日)は山梨県富士吉田市で開催された「ハタオリマチフェスティバル(通称ハタフェス)」にアングルのメンバーで出店してきました!
ハタフェスとは
山梨県富士吉田市は富士山のふもとにあるまち。千年以上前から湧水を使った織物業が盛んに行われていたそうです。
まちなかには織物の工場だった建物や、工場で働く人たちが仕事終わりに集っていたであろうスナックなどが残っていて、初めて来たのにどこか懐かしい。ハタフェスはそんなまち一帯を会場としたマーケットイベントで、山梨のお店、作家さんを中心に織物や雑貨、フードなど各地から魅力的なお店が集まります。
工場跡や神社、まちの公民館など徒歩圏内のコンパクトな中に今年は140ものお店が立ち並んでいました。今回で9回目になるらしく、まちを挙げての一大イベントとなっています。
出店のきっかけ
今回は6月から働いている宿「Okazaki Micro Hotel ANGLE(アングル)」として出店をしました。ハタフェスには「まちのおと」という日本各地のポップアップショップを集めた一角があります。
わたしは初めてハタフェスに来たのですが、アングルの出店は昨年に続き2回目。宿のオーナーが山梨出身というご縁があり、出店するようになったのだとか。
ただでさえ全国各地に人脈のあるオーナーですが、山梨に来たら知り合いばかりでたくさんの人に声を掛けられていて地元でも愛されているんだなあと感心しながら見ていました。(わたしもそんな風になりたい!)
10年ぶりの山梨
今回はオーナーからスタッフ全員でハタフェスに行こう!という誘いがあり、宿をお休みにしてメンバー総出で出店しました。
山梨は気になるお店が少しあったものの、名古屋からは東京を経由するか長野を経由するか、頑張って車を3〜4時間走らせるか(ペーパー)というアクセスだったので、自ら行く機会はこれまでありませんでした。
前回来たのは大学時代。サークルの人たちと湖のほとりでキャンプをしたような記憶があります。あとはシャトレーゼのワイン工場を見学したような…というくらい記憶があやふやです。
地元が福井だったこともあり、なんとなく関西や中部は身近なのですが、関東は自分の中で縁遠い印象がありました。それに全国各地に行きたいまちやお店がありすぎて、なかなか山梨に行こう!とは思い立たなくて…。
ハタフェスも以前から気にはなっていましたが、これを逃したらよっぽどのことがないと行かない気がすると思い、今回行くことにしました。
初めてのハタフェス
アングルチームは宿を丸々ブース内で再現しようとかなり気合を入れ、1階のカフェスペースを模した什器やついにはベッドまで持っていきました!笑
(キャンピングカーにすべてを詰め込んだ)
宿のある愛知県岡崎市で採れた果物やお茶を使ったドリンクスタンドや、オリジナルグッズの販売、宿やまちの紹介を行いました。
普段からイベントの運営スタッフとして関わることは多いのですが、一出店者として関わるのはあまり経験がなかったのでとても新鮮でした。
ハタフェスは周りに素敵なお店がたくさん出店しているし、お客さんもいい人ばかりでした。宿のパンフレットやまちのマップを見せながらまちのことや宿のことなどあれこれお話しするのですが、ほとんどの人が興味を持ってじっくり話に耳を傾けてくれました。
みんなガンガン売上をつくるぞ!という感じはなく、お客さんと丁寧にコミュニケーションを取って終始穏やかな時間が流れていました。
2日目の最後に体育館で行われた山梨在住のアーティスト、森ゆにさんのライブも心あたたまる時間でした…☺️
富士山が日常にあるまち
今回初めて来た富士吉田。まちを歩いていると気になるお店や風情を感じるまちなみが残っていて、またじっくり来たいと思うまちになりました。
山のある風景は地元の福井でもたくさん見てきましたが、富士山が日常にあるというのが初めての経験でとても新鮮でした。
商店街の中に素敵な宿も見つけたし、歩くたびに入ってみたいなあと思う喫茶店や雑貨屋さんがあって、また近々来たいなと思いました。富士吉田はもちろん、甲府など山梨のほかのまちにも行ってみたいお店があるので合わせて巡れたらいいなあとさっそく妄想しています☁️
2日間という短い時間でしたが、歩くだけで楽しくて好きになる、そんなまちでした。山梨がぐっと身近に感じられるようになって、ご縁をつないでくれたオーナーはもちろん、主催者やお客さん、お話ししたみなさんに感謝です🫶
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