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自分に何ができるかなあというもやもや


6月に5日間、石川県輪島市に滞在しました。
行政関係のお仕事で、被災された方のお宅を1軒ずつ訪問して生活状況をヒアリングしてきました。

その当時ですら、まちなかは倒壊した家屋がたくさんあるし、傾いた家でなんとか生活されている方、二次避難として一旦離れている方、避難していたけど戻ってきて生活を立て直そうとされる方など、みなさんそれぞれ大変な状況でした。

そこに襲った今回の豪雨災害。
ニュースやSNSで見ていると、わたしが足を運んだ集落も一時孤立していて集団避難することが決まっていたり、温泉で疲れを癒してくれた福祉施設「輪島カブーレ」も床上浸水で泥だらけに😢

輪島に住む知人と連絡を取っていて、いまは泥出しに本当に人手が必要とのこと。泥が乾いて固まってしまうとどうしようもなくなるため、そのタイムリミットまでにひたすら泥を出し続けるしかないそう。

わたしの地元は北陸ですが、いまは愛知に住んでいて当たり前の日常が続いています。目の前にやるべき仕事もあるし、正直かなり手一杯。
それでも能登の人たちは本当に大変な状況にあるのもわかっているつもりです…。

すぐにでも現地に入って役に立ちたい気持ちもあるけれど、なかなかそうもいかなくてとてももどかしい気持ちを抱えています🥺

周りの人で能登に関心を寄せている人があまりいない気がしていて、それももやもやするポイントです。わたしは(少し遠いけど)能登に親戚がいるし3ヶ月前に行ったところだし、ほかの人よりは関心を持つきっかけが多いのかもしれません。

能登半島は金沢や富山から車で数時間というアクセスしづらい場所なのもネックです。だからこそ状況が深刻だし、支援の手が必要でもあるのですが…。

ひとりでも多くの人に現状を知ってもらい、現地に足を運んでもらいたい。もちろんわたしもできる限り現地に行きたいと思っています。直近で行けそうなのは11月上旬なので、それまでに情報収集をして発信することがいまの自分にできることなのかなと思っています。

もどかしさを感じるこの1週間。できることをひとつずつ重ねていきたいと思います。まずは自分が健康で元気にいることかなー!

写真は能登で見た美しい海。

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