よりみち通信14 ブック・カウンセリング「アート」―アートとそうでないものを分けるもの―
少し前にNHKで放送していた「no art, no life」という5分番組。
そこに映し出されていた「何かを作るのをやめられない人々」の姿に引き付けられ、夢中になれるものを持つ彼ら/彼女らをうらやましく思う自分がいました。
評価の有無にかかわらず、どうしてあんなに熱中できるのか。それを知りたくて手に取ったのが、椹木野衣『アウトサイダー・アート入門』(幻冬舎新書)。
古今東西のアウトサイダー・アーティストたちを紹介し「アウトサイダー」という言葉の意味を問い直します。