![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/169262464/rectangle_large_type_2_8d2340da69f8e7e16f84d2de4b160558.png?width=1200)
2024年ベイスターズドラフト会議支配下指名選手紹介
新人合同自主トレがはじまった、ということで2024年10月に行われたドラフト会議での支配下指名選手を改めて振り返って紹介していこうと思います。
以下1選手ずつ紹介していきます!
ドラフト1位:竹田 祐 投手
履正社高校-明治大学-三菱重工WEST
年齢:25歳
背番号:12
右投右打
最速153km、常時145km以上のストレートとフォーク、カットボール、スライダーを淡々とゾーンにコマンド良く投げ込み、完成度の高い先発型投手。
フォームとしては小さなテイクバックに特徴があり、ピッチトンネルを意識している。
明大時代、昨年、と2度の指名漏れを経験するも、24年度公式戦では82.1イニング防御率1.75をマークし、ついに念願のプロ入りを果たした社会人ナンバーワン投手。
現ベイスターズ投手陣ではでは伊勢、入江と明治大学時代に被っており、竹田-伊勢-入江の継投で勝ったことがある。(2019年春 法明3回戦 3-2で明治勝利、この時の法政の先発は三浦銀二)
伊勢が先発転向のためこの再現が今年見れることは難しいかもしれないが、来年入江も先発転向してこの3人でローテ組んだら面白いなと笑
また、履正社時代に甲子園で大阪桐蔭時代の徳山壮磨と投げ合ったり、橋本達弥と親交があったり、新人選手入団会見で歌ったり、ベイスターズに馴染みやすい選手だと思う。
即戦力として1年目から勝負の年となるため、高望みかもしれないが2年目大貫(19先発 10勝6敗 113.2イニング 防御率2.53)あたりをやってくれると期待している。
課題点は直球の質。安定しない質であり、被弾が多い。ハマスタはウイング席が出来てからホームランが出にくくなったので改善するのか、キャンプでどう変わるのかは見物である。
ドラフト後にいろいろ言われていたので見返すような成績を出せればいいなと思います!
ドラフト2位:篠木 健太郎 投手
木更津総合高校-法政大学
年齢:22歳
背番号:30
右投左打
ワインドアップから放たれる最速157km、常時140km中盤のストレート、スライダー、カットボールを中心とした変化球でアウトを積み上げていく。
4年間で238個三振を奪っており、三振が取れる投手である。
試合中に見せる闘争心あふれるプレーは観客を魅了させ、底なしのスタミナで投げ続ける姿はまさにエースそのもの。
法政大学のエースとして2年次から先発を任され、4年間で積み上げたイニングは275.1イニング。
4年春は篠木、吉鶴翔瑛、安達壮太の3人で全116イニング中106イニングを消化し、そのうち51イニングを篠木が投げ、防御率1.41(リーグ2位)という大エースっぷりを見せた。
新人選手入団会見では、闘志剥き出しの野球をしている姿とは裏腹に、ふにゃふにゃしている喋り方が可愛いと話題になった。
ちなみに打撃がめちゃくちゃ良い。
4年通算 78-20 .256 4二塁打 3三塁打 9打点
篠木が先発時は基本8番投手、7番投手になることもあった。
【法大 4-2 立大】
— BIG6.TV (@big6_tv) September 23, 2024
先発を務める法大 #篠木健太郎(④木更津総合)が左中間へ逆転タイムリー!
その後 #中西祐樹(②木更津総合)のスクイズで、さらに1点追加!
📺LIVE配信中📺https://t.co/L7BCo01v6i#big6tv #六大学野球 #法政 #立教
篠木に大切となってくるのはストレートの球速と制球のバランスだろう。下級生の時のような先発で毎試合150km以上連発という出力の高さを取り戻し、制球も着くようになっていたら、またこのチームでも「エース」となれると感じる。
155kmの伸びのすごいあのストレートをもう一度見たい。
ドラフト3位:加藤 響 内野手
東海大相模高校-東洋大学(退部)-徳島インディゴソックス
年齢:22歳
背番号:37
右投右打
元ベイスターズjrであり地元東海大相模高校出身、横浜に足りないと言われ続けた「打てるショート」。宮崎の後継者候補の1人でもある。
東海大相模高校時代は、鵜沼海斗(東海大)、山村崇嘉(西武)、西川僚祐(元ロッテ)らとともに超強力打線を形成し、通算35発を放った。3年生の夏大会は新型コロナウイルス拡大により独自大会になった2020年であるが、25-13 .528 2本 10点 OPS1.573と打ちまくり、決勝戦ではダメ押しとなる3点タイムリーツーベースを放ち優勝に導いた。
その後東洋大学に進学し、1年春からリーグ戦出場、主にサードを守り、22春(2年春)に東都2部ベストナインを獲得した。順調に成績をあげ、23年春(3年春)には.281を残すも、秋に東洋大学野球部を退部。東洋大学に在学しながら徳島入りを決断した。
徳島ISでは主に3.4番 ショートとして64試合.311 6本(リーグ5位) 41打点 (リーグ5位)OPS.886という好成績を残した。
まずは二軍で井上絢登と同じような成績(70試合 .302 8本 52打点 OPS.841)を目指すのが目標となってくるか。
また、サードとしては上手いがショートとしてどの程度守れるか注目である。
徳島インディゴソックスyoutubeチャンネルによる特集が何度か組まれているため、そちらを参照すると加藤響の魅力についてわかりやすいので是非。
ドラフト4位:若松 尚輝 投手
札幌第一高校-札幌学院大学-高知ファイティングドックス
年齢:24歳
背番号:39
右投右打
2700回転超、最速152kmのストレートを武器に先発中継ぎどちらでも投げれるハイスペック右腕。
大学3年生の時に外野手から投手に転向した。
変化球はスライダー、カーブ、フォークと王道本格派である。
23年成績は0勝3敗ではあるものの、50イニング 39奪三振 防御率1.62と好成績を残した。23年秋に右肘クリーニング手術を受け、24年当初は中継ぎであったが、6月12日徳島IS戦より先発に転向。以降10先発 5勝4敗 防御率3.20の成績。シーズン全体では6勝4敗 1S 防御率2.78の成績を残した。
投手歴が浅いことから、伸び代もまだまだあるので投手コーチの手腕が試されるところである。
先発ローテーションに入りことを目標としており、ルーキーから一軍先発陣に割り込めるかどうかは見ものである。
ドラフト5位:田内 真翔 内野手
おかやま山陽高校
年齢:17歳
背番号:56
右投右打
スカウトの評価は「高校生No.1野手」と最高級。走攻守全て揃い、打力を評価された好打者。
記憶に残っている人も多いかもしれないがおかやま山陽高校の「日大クエスト」と呼ばれる旋風劇のリードオフマン、1番サードとして出場。19-6 .316と活躍した。また、その夏の岡山大会では打率.500を超える成績を残しており、下級生から卓越した打撃技術を持っていたことは確かだ。
現時点では隠し玉と言わざるを得ない。なぜなら中の人が調べても調べても3年時の動画が出てこないからである笑出てきた人いたら教えてください🙏
首位打者を取ることを目標としている。宮崎、牧に次ぐ右の強打者として順調に育って行って欲しい。
ドラフト6位:坂口 翔颯 投手
報徳学園高校-國學院大學
年齢:22歳
背番号:46
「この投手がなぜこの順位で?!」枠の代表になれる可能性を持つ投手。トミージョン手術を乗り越え、「ハマの山崎伊織」となることができるか。
最速153km、常時140km中盤のストレートと2シームやカットボール等の多彩な変化球で打者を打ち取る國學院のエース。
タイプとしては大貫と同じような球種構成を持ち、本人も自覚している。
1年春からリーグ戦、全国大会を経験し、1年秋には38イニング 5勝0敗 防御率1.18 奪三振36と圧倒的なピッチングを見せ、1部優勝に貢献。神宮大会でも好投した。しかし、22年秋からは肘痛に悩まされ、なんども離脱と復帰を繰り返すも、約30イニング程度は毎シーズン投げており、エースとして君臨した。特に青山学院大学相手に無類の強さを見せていた。(39.2イニング 自責点1 防御率0.23)
4年秋はリリーフとして6.2イニング 1勝 防御率1.35という成績を100%の状態で無いながら残し、チームの2位躍進に貢献した。
元々のポテンシャルから見れば故障が無ければ上位候補も有り得た完成度を持つ投手であり、今からでも2026年の復帰が楽しみである。
個人的に思い入れがある投手なので頑張って欲しいと思います!!
以上、6選手のざっとした紹介でした。
ドラフトレポートさん、以下の記事を参考とさせて頂きました。
拙い文章かつそこまで情報量が多い訳では無くて申し訳こざいません。
長文となってしまいましたが、お読み頂きありがとうございました。🙇