26年間で見つけた26の大切なこと/わたしはわたしのためのわたしでありたい
人には人の、わたしにはわたしのペースがあるということ。
自分で自分を肯定できない限り、誰に何と言われようと満たされないということ。
世の中の当たり前は実は当たり前ではないこと。
隣の芝生は案外青くないこと。
注目を集めることが人をしあわせにするとは限らないこと。
経験値と内面の成熟は比例するわけではないこと。
誰かと一緒にいれば孤独は消えるわけではないこと。
価値観は普遍のものではないこと。
感じてしまった違和感はほとんど正解なこと。
大切なことはシンプルで多くはないこと。
大抵の物事は白と黒では塗り分けられないこと。
だいたいのことは時間が解決してくれること。
長くて深い夜もいつか絶対に明けること。
知ろうとしないことと想像しようとしないことは、それだけで人を傷つけるかもしれないこと。
人はさまざまな分人をもっていて、わたしの見ているその人がすべてではないこと。
大切な人のことすらも、全部を理解できる日など来ないこと。
目に見えるものや口から出た言葉がいつでも本当なわけではないこと。
それでも思いを形にして伝えようとする努力は怠らない方がいいこと。
想像するよりもずっと、人に思いを伝える方法はたくさんあるということ。
笑っているから大丈夫というわけではないこと。
またねのまたは来ないこともあること。
人は思っているよりも簡単にいなくなること。
わたしはまったく特別な存在なんかじゃないのだということ。
それでも誰かにとっての特別であれれば、それだけで生きていけるのだということ。
自分の人生と人の人生はまったく別物なのだということ。
だから答えはわたししか知らないし、わたしの選択を正解にできるのはわたしだけなのだということ。
誰もいない街 誰も見てないステージ
踊り続けられるだろうか
擦れたかかと 引き摺って
それでもまわるまわる
誰もいない道 誰もくれないトロフィー
走り続けられるだろうか
わたしのためにわたしのための
わたしで わたしでありたい
わたしはわたしのためのわたしでありたい
/ヒグチアイ