クルセイドミッションパック・カタストロフ①(コンバットパトロール)
オクタリウス星区のとある星系、とある惑星にて…
鉱石を主たる生産物とするこの星は、それ自体が宛ら巨大な坩堝であった。
無数に存在する、ひとつひとつが城塞都市ほどもある掘削機は回り続け、燃え続ける火山精製炉が吐き出す煙は常に空を覆い、いつも同じ明るさで炉の火に照らされていた。
"その日"までは。
大陸の80%の掘削機が停止し、火山精製炉が一際大きな火柱を上げて沈黙したその日は、以降ただ"その日"とだけ呼ばれるようになった。
掘削機の起動方法も、炉に火を入れる方法も知る者はなく、もはや定められた税を納めることは不可能となった。
大逆の罪を清算されるのを待たず、星には新たなる教えが蔓延った。
クルセイドミッションパック・カタストロフ、「中枢の確保」からキャンペーン開始しました。
各地に分散してる信徒との通信拠点を築きたいGSC!
噴火によって目覚め、再征服の足掛かりが欲しいネクロン!
未だ目的を明かさぬハーレクィン!
による、三つ巴の拠点争奪戦です。
序盤から熱い火花を散らすGSCとハーレクィン、対するネクロンはジッと情勢を見極めます。
やがて進軍したネクロンと各陣営の尖兵が激突し、散発的な戦闘が発生。
激しい中央の奪い合いによって各陣営とも半数以上の戦力を失いました。
最後は効果的に確保、妨害をこなしたハーレクィンが勝利!
噴火の衝撃によって起動し、地上に現れた自らの宮殿の玉座に腰掛けながら、ファエロン・フォロザァクは先の戦闘を思い出していた。
あのまま戦い続けたとて我らの勝利は揺らがなかっただろうが、あれ以上あの不愉快な踊りに付き合うことは出来なかった。
この星は広く、目覚めた臣下はまだ少ない。
焦る必要はない。悠久の時は我らの味方だ。