楽しみましょう!アラカン(昭和世代)の皆さん!! 32 佐渡治彦 (キャリコンサルタント) 2024年2月29日 11:53 こんにちは。カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタントの佐渡治彦です。先日、ある企業の部長級のキャリアコンサルティングをしました。年代は、ほぼ私と同世代で、50代でした。ジョブ・カードを活用して、キャリアの棚卸をしてもらい、ライフラインチャートでこれまでのキャリア(プライベートも含む)の山谷をグラフで描いてもらいました。流石、部長である皆さん、様々な経験、試練を乗り越えて、現在のポジションに就かれていると感心しました。皆さん、それぞれ、苦しかった時代、凹んだ時代、楽しかった時代、順調満帆の時代、キャリアには山谷があります。また、プライベートでも浮き沈みがあります。あまり、波の無い方もいらっしゃいました。ただ、皆さん、酸いも甘いも経験して、現在のポジションがあると感じました。さて、さて、本題ですが「部長の皆さん、これからのキャリアをどう考えていますか?」この会社では、60歳が役職定年で、皆さん、あと数年で、キャリアの岐路を迎えます。役員になれる方、グループ会社に移籍する方、嘱託社員になる方、退職して新たな道に進む方、などなど・・・各々、進む方向が違いますよね。セカンドキャリアの選択とも言えますよね。「役職定年後どうしますか?どうしたいですか?」という現実的な質問への回答は、ほとんどの方が、「その時になってみないと分からない」でした。確かに、その時になってみないと分からないですよね。「人事はふたを開けてみないと分からない」と言われるように、部長で役職定年迎えると思っていたら、役員に昇格したという話も聞いたことがありますし、また、その逆もあり得ます。私は、54歳の時に起業をして、現在、キャリアコンサルティングを中心に活動をしていますが、もし、サラリーマンをしていて、今回の皆さんと同じ立場なら、同じような回答をするだろうなと思いました。アラカン(還暦に近い昭和世代)を迎えて、20代のように将来の夢も語りにくいですし、30代~40代のように独立・起業をするには遅すぎる?と感じてしまうのは、ある意味、自然なのかもしれませんよね。いや、もしかしたら、キャリアコンサルタントの私には話せない、ご自分には大きな野望をお持ちかもしれません。今回、キャリアコンサルティングをさせていただいた皆さんは、知識、経験も豊富で、現在の部長職を責任を持って前向きに毎日、仕事に取り組まれていました。ですので、何年も先の役職定年のことを考えるのではなく、「今」を充実させているのだと感じました。「Z世代」「AI、SNS」「終身雇用崩壊」「嫌なら転職あたり前」「パワハラ、セクハラ」「LGBTQ」といったわれわれ、50代の「昭和世代」には経験してこなかった環境の現代、アラカンを迎え、残りの人生をどうキャリア形成していくかは、私を含め、皆、悩んでいるのかもしれませんね。ただ言えることは、悩んでいても時は過ぎるし、嫌でも年を取ることです。ならば、残りの人生を楽しんだ方が勝ちですよね。キャリアコンサルテイングで良く使われる言葉、「数年後、ありたい姿をイメージしてみましょう」こんなことは、人に言われなくても分かっていらっしゃると思います。今から楽しんで出来ることは何でしょうか?更なる会社への貢献、後進の指導、社長を目指す、これまでの経験、知識を活かす仕事、未経験の仕事に挑戦、家族との団らん、地域活動、ボランティア、起業、趣味に没頭、世界旅行、株投資、パチンコなどなど..…皆さん、各々、価値観は違うのでやりたいことは違いますよね。今回のキャリアコンサルティングが、数年後の役職定年を迎えるにあたり。何か、行動に移せるきっかけになったら嬉しいです。因みに、ケンタッキーフライドチキンの創業者、カーネル・サンダースは、40種もの職を経験した後、起業したのは65歳の時だったそうですよ。アラカンの皆さん、まだまだ老け込むには早いです!健康に気を付けて、人生100年時代を楽しみましょう! 「キャリアコンサルタント」で自立する方法: 国も推奨! 今、最も注目の国家資格 amzn.to 1,500円 (2024年02月28日 23:59時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #起業 #キャリア #社会人 #経験 #社会 #キャリアコンサルタント #昭和 #楽しみ #管理職 #還暦 #アラカン #キャリアコンサルティング #部長 #セルフキャリアドック 32