2.ここにも脳科学!? 笑味GARDENバージョン
【考えろ!商品構成・値段設定】
私はお客様に直接自分達でびわをお届け出来る様に、農業コンサルをしている方のYoutubeを見て勉強していた時『販売も勉強しなくてはいけません』と言われていた事に何だか心がザワつきました。
地元では販売もしていたし、メルカリでも販売経験は多くありました。
でも、何故だか心がザワついたんです。
こんな時はやっぱりYoutube先生に頼る事にし、いろんな方の企業に対する姿勢や考え方等必死に勉強し始めました。
現在成功されている若い方のYoutubeで、その人はとにかく口は悪い! しかし私にはグサッと突き刺さる内容がありました。
それは
『貴方の携帯電話のYoutubeやSNSを開いて【あなたへのオススメ】を見てみてください。バカみたいなお笑いや、おねーちゃんの動画だったりそんな物に時間を使って貴方はお金を稼げているんですか!?
1日24時間、
8時間睡眠して
8時間労働して、
移動時間、食事やお風呂で4時間使ったとして
残りの4時間何に時間を使っているんですか?』
私にはグサッと刺さりましたした。4時間何してたんだろうと。
この日を境に私はさらに早起きして早朝からもYoutubeで勉強を始めました。(コンフォートゾーンが未来にあるので、現在も進行中なんですよ)
そこで値段設定の思考を教わったので、参考にし自分なりにまとめて書いてみました。
①商品の値段設定は、まず値段を決めて商品を決める。
(例えばアイスコーヒー1杯¥1500→クラッシュアイスからアイスボールに変更するというアイデアがでる。
これを笑味GARDENのびわに当てはめていくと
高額設定¥10000~
全粒を完全完熟での収穫の徹底、糖度計測、内部腐敗検査の機械導入。
②本当は何が欲しいのか
(男性が花を買いに来た。→花が欲しかった?→女性が喜ぶ姿が見たい)
これを笑味GARDENのびわに当てはめていくと
枇杷は高級品な為、目上の方や、ご両親、会社、大切に思っている方、失礼があってはいけない方に渡す傾向
③一つの商品で相場の価格は決まっていても、新たなサービスとの複合となると誰もが金額がわからなくなる。
これを笑味GARDENのびわに当てはめていくと
枇杷での販売相場は決まっているが、笑味GARDENでは希少価値があり日本初の【ハートのびわ】を取り入れる事で何処にもない商品構成となり、
更なるラグジュアリー商品となる
勉強するってやっぱり大切ですね!
今までの私だったら、一般的な販売価格、販売方法しか思っていなかったのですが、夫は以前から『こんなに安くておかしい!と思わないの?』とよく言っていました。
今思い返すと、やっぱり夫は視座が高かったと理解できますが、その頃の私はまだ生産者のマインドだったので、話が噛み合わなかった事が多かったんです。
商品構成はメンバー全員で工夫しながらアイデアを出して考えます。
しかし手元に商品がないので、雰囲気が実際に視覚で見れない為なかなかイメージが出来なくて苦戦していました。
そこで私と夫は代替え品としての粘土でびわを作ったらいいんじゃない!?
と言う事になり早速私が制作を始めました。52歳でまさか粘土細工をするとは思いもしませんでしたが、割と楽しく作ってみました。
そうすると、イメージや規格サイズがわかって、商品のバランスや資材の組み合わせ等スムーズに打ち合わせが進みだしたんです。
この粘土作製方法は私としてはオススメでしたよ。
商品構成、値段設定の頃には前回の記事にあるよろず支援拠点で、デザインや商品構成の専門家の方に相談をしながら進めていて、この先生がいい先生なんですよ。毎回『よく出来ています!』とか『すごく良いです!』『ここまで出来ている方は珍しい』っと褒めてくれるので、私も気持ちよく一生懸命勉強に励めたんです。
やっぱり人って褒めて伸ばす事がいいんだなと身をもって実感しました。
笑味ストーリーは完璧に
この頃私と夫は、会社のストーリーを言語化する為に今までの事を色々思い出していました。
私が勉強した中で、人は情報より物語に興味がある。と言うのがあって、私もこの事には共感したので、是非自分たちのストーリーを作りたいと思って、夫と夜な夜な考えるようになりました。
このストーリーを作るのもレシピがあり、いかに当てはめて自分たちの事に落とし込めるかが大変でした。
ストーリーテリング
商品ストーリーは情報より人物にフューチャーしなければならない!や共感できる主人公、本音の感情、ディティール(シーンやキャラ)などたくさんあるんですよ!
他の農家さんのHPを見てみると、このストーリーのレシピを使って綺麗にまとまっている所もあったので、専門家の方の介入があっている事がわかる様になり、いろんなHPを見る楽しみも増えてきました。
【れおんくんのびわ屋さん】
他の農業者さんにもあると思いますが、びわの収穫にも優れている品と傷ありの物があります。私達は傷ありの品は笑味GARDENとは全く違う所で販売をする事になります。
理由は笑味GARDENは高価格帯での設定になっているので、同じHP
で金額が安くなっている商品を販売すると、高い方が売れなくなる事がわかっているからです。
なので、販売窓口を新たに設定と、そのストーリー仕上げる事が必然的になったんです。
結論、新たな窓口は【れおんくんのびわ屋さん】になるんですが、こちらのストーリーはびわ農家のおじいちゃんと孫のれおんくんの今まで積み上げたストーリーがあり、内容もスラスラと難なく仕上げることが出来ました。商品構成の専門家の方に見せると
『これは本当の話ですか!?絵本になりそうですね(微笑む)』と、とても誉められました。
こちらはA級品との棲み分けを考えて、ふるさと納税のみでの販売する事になりました。
【さとふる・れおんくんのびわ屋さん】で見る事ができます。
他の枇杷販売の説明文と全く違うと思うので、気になる方は是非見てみてください。
ここにも脳科学!?
私はこの笑味GARDENの記事を書くにつれて、改めて脳科学の凄さを身をもって体験しているなぁと思う事があります。
多分、コンフォートゾーンが未来にある事で、RASが発火しているみたいです。
【RASとは脳が自分に必要情報や物を取捨選択してくれる様な機能らしいんです】
畑の作業中にも、映画の内容にも脳が勝手に反応してヒントを見つけてくれました。
先日、仕事終わりにお風呂に入っていると、不思議とディズニー映画の【ティンカーベル】が頭に浮かんできました。私は何で今頭に浮かんだ?と内容を考えていると
えーーーーっ!!【ティンカーベル】って自己効力感 コーチングのゴール設定に当てはまってる!!
前に見たYoutubeで見ていたコーチングの内容(脳の無意識・意識)(自分の自己機能)に対して脳が勝手に考え続けていたんだなーと、思わず夫に興奮状態で説明しちゃいました(笑)
私の脳に感謝の日々です(笑)
ご意見や感想などコメントしてもらえると嬉しいです。
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