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こんばんは。

ぼくが対馬に来たのは、2018年3月のこと。

あれからすでに3年が経つのかと思うと、あの頃の懐かしさが蘇ってきます。

今日は、3年前に対馬に来る前の日のことをお話ししようと思います。

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2015年3月15日

ぼくが東京を旅立った日のこと。

ダンボールや荷物をまとめた部屋を見ながら、「これからどんな生活が待っているのだろうか。」という思いを持っていた。

空港には、大学時代の友人と親戚が来てくれて、東京にいるぼくの最後の姿を見届けてくれた。

別れを惜しむという機会だったけれども、寂しさというよりかは高揚感に包まれていたのを今でも覚えている。

これから移住する未知な離島への不安よりも、離島で社会人生活をスタートさせる意気込みの方がはるかに強かった。

でも、そんなぼくだけど、それを振り返ると、今思うことがある。

どうして、あの頃のぼくには高揚感や希望に満ち溢れていたのだろうか。

東京の実家を離れることの勢いだったのかな。

あるいは、未知なる世界へ行くことへの関心の高さがものを言っていたのかな。

どうして、東京から遠く離れた離島に移住してきたの?

移住した当初は、島に生きる多くの方々からこんな質問を受けることが多かった。

それもまた、勢いに過ぎないのかなと最近は思いつつある。

未知なる世界へ行くことの不安よりも漠然とした期待の方が多かったぼく。

だからこそ、それが1年目に離島公務員として苦しみを味わうことになったのだと今では振り返る。

でも、決してぼくの周りに誰もいない世界ではなかった。

東京にいても、離島・対馬にいても、

ぼくの周りにいてくれる方々の温かさだけは変わらなかった。

そのおかげで、東京から去るときの寂しさはほぼなかったに等しい。

東京を離れていても、きっとどこかで繋がっていると今でも信じている。

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この時期は人事異動等の周辺環境の変化があり、色々思うことがあって、お返事が遅くなってしまいました。

この時期の寂しさや意気込みをまた綴っていきたいと思います。

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