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離島に来て2年半、振り返るふるさとのぼく。
いわばさん、こんばんはー。
寒さを感じると同時に、気分の落ち込みも時々ある、今日この頃です。
東京から離島・対馬に来てから2年半。
離島で3回目の寒い時期を迎える中、ふるさとのぼくを思い返してみます。
***
コロナ禍で島外に出にくくなった中でも、「地元・八王子に帰りたい。」とホームシックになることはない。
それくらいに離島生活を楽しんでいるのだろうが、普段の仕事での躓きややるせない想いが生まれると、「あの若々しかった頃に戻りたい。」と思うようになった。
ぼくの地元は東京の中でも自然豊かな街・八王子だ。
大学時代、最初の2〜3年は都会のキラキラ大学生の姿に憧れて、東京23区で学生団体の活動に参加していた。
それが変わったのは大学3年の途中。
「地域に根差した」取り組みを目指しているのに、見ている先は広い世界で、自分の足下である地元が見れていなかった。
そんな自分に嫌気がさして、そこから地元・八王子で、子ども食堂やフードバンクに関わりはじめた。そしたら、気づいたときには八王子がぼくの生活必需品となっていった。
そして、八王子市内を動き回っていると、面白く生きようとする大の大人たちに囲まれた。
今でも帰省すれば、集まってくれる人たちがいる。遠く離れた地元からエールが貰えて、顔を合わせる度に「さあ、対馬でもう一踏ん張りするか。」という気持ちになる。
こういう関係があるから、八王子に帰れないからといってホームシックになることはない。あの頃に関わっていた人たちの顔を思い出して、「元気にしているのかな?」と思う。
そんなぼくではあるのだが、あの頃のぼくが羨ましく思うこともある。八王子が恋しいのもあるけど、最近は純粋さを失ってきていると感じているのだ。
時代は動いている。ぼく自身の立場も変わっていく。その中で、ぼく自身の想いと考えは変わっていくのだろう。
都会の生活風景を忘れつつあって、帰省時には切符を使うようになった。でも、八王子という街はぼくを生み出した存在で、ぼくにとっては欠かせないキーワードだ。
そして、ぼくと同じように、八王子という街も時代に合わせて変わってきていると帰省する度に思う。
ぼくの離島生活はこれからも続いていく。コロナ禍で帰省できずにいる八王子の楽しみは今一度心に残しておこう。そして、離島に生きる人間としての誇りを胸に、再び八王子に降り立ちたい。
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お返事が遅くなってごめんなさいー。
平日は仕事でハプニングだらけの日々を、休日は島内を駆け巡る日々を、慌ただしい離島生活をおくっています。笑
ふるさとに帰りたいと思う気持ちを持ちつつ、帰れる時が来るのを楽しみに、離島でできることをやっていきたいと思います!
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