モリG
昨年夏にNewsPicks NewSchoolを受講した時から、ハンドルネームというのだろうかニックネームというのだろうか、を「モリG」としている。
実はこの○○Gというのは思い入れのある名称で、私にとってはある意味称号とでも呼べるものだ。それを自分で勝手に付けているのだから、勝手に少し気恥ずかしい。
20代のころソニーの厚木で、スキー部に所属して、バカみたいにスキーに没頭していた時期がある。社会人でしかも結構忙しいのに、年間滑走日数が40日にもなるという、雪のある季節にそんなに沢山スキーに行ける日があるのか、という話である。スキー部には当然、スキーの上手い人が沢山いるのだが、その中でもある種圧倒的な威圧感というのか、カリスマ感というのか、そんな雰囲気のあるメンバーで皆から「スギG」と呼ばれていたクラブの重鎮がいた。もう一人、「カミG」という、これまたスキーのやたらと上手い人物がいて、部内に数々の呼び名はあったけど、○○Gと呼ばれるのはこの二人に限られていた。
そう、○○Gというのは私の憧れの称号だったのだ。とてもではないが、当時はGなどと名乗れるわけもなく、そんな気も全く無かったが、どうみても若い年齢の受講者の中に入って受講し、コミュニケートするということになったときに、ふと、そろそろ本当にG(爺)なんだから名乗っても良いんしゃないかって、思った訳だ。
64歳になって、例えば60歳の時と比べても明確に歳をとってきていると感じることが増えている。体や脳の働き、気力、そういったことではない。(もちろん多少はあるが)とても残念なことに、そして悔しいことに、社会が貼るレッテルが最初からジジイ扱いになることがどんどん増えてくる。どんなに若々しく健康で活発で発想が豊かであったとしても、表面的な情報でフィルターではじかれてしまう。
今、色々な差別や不平等の問題が世の中で騒がれている。もちろん、とても大事なことで全く否定はしないけれど、本当の平等ってなんなんだろう、と身近に感じているレッテル貼り、フィルターからも考えてしまう。
だから、そんな世の中にドロップキックをお見舞いしたいのだ。
にしても、2日目にして早くも記事を書くことを忘れかけ、ネタに困るという。。。