Nomadlandを観て
映画「ノマドランド」を観た。想像以上に静かに、そして淡々と進む映像を前に、思いのほか頭の中はざわつき、そして心は少し落ち込んだ。
高齢の人が多いのかと思いきや周囲には若い人も相当数いて、彼らが一体何を期待してこの映画を観に来て、そして何を感じて帰ったのか、少し気になった。
記念すべき最初のnoteには、これから毎日書いていこうとする決意のようなことを書こうと思っていたのだ。そう、これから毎日少しでも記事を書こうと思う。できれば1年は続けたい。
何を書くかは勿論決めていないが、ともかく自分の頭の中にあることを掃き出すアウトプットの場だと考えている。気がつけば老人と呼ばれて何の不思議もない64歳で、何を今更ネットに記事なんて、とも思う。でも、私という人間が経験し、学び、感じて体のどこかに蓄積されているものは私にしかない完全にユニークなものな訳だし、それをアウトプットすることができるのも私だけなのである。それが誰かの役に立つかと言えば、それは分からない。しかし、アウトプットしなければ、何も無いのと同じだ。
Nomadlandを観て、何がいちばん心を沈ませたのか。それは恐らく、自分がこれからの人生で何をしたいのか、どう過ごしてゆきたいのか、それがものすごく大切なはずなのに、少しも明確になっていないことに対して私が抱いた感情のような気がする。
noteでアウトプットを出しながら、考え続ける。学び続ける。行動し続ける。そのうち本当にやりたいことが見えてくる気がする。そのアウトプットが誰かに何かの影響、願わくばポジティブな影響をもたらすことができれば、こんなに嬉しいことはない。