フォロワー数2,000人突破し、ツイッタランドで1年7ヶ月過ごしてきて思うこと
私、2017年8月からツイッターを始めているので、間もなく2年になります
現在のフォロワーさんは2000人くらいです
実は今年の3月までは600人程度でした
1年7ヶ月でフォロワー数600人、1ヶ月半でフォロワー数2000人
つまり、ここ1ヶ月半で1年7ヶ月かけてフォローして頂いた倍の数の方にフォローを頂いたことになります
1年7ヶ月でフォロワー数2000人は、めっちゃ遅い歩みです
歩みが遅い分、多くの失敗をしたり多くの成長があったと思っています
このノートでは、1年7ヶ月ツイッタランドで過ごしてきた経験とツイッタランドの変化を書きながら、現状を踏まえて、頭の片隅に置いておいた方が知識やノウハウを書いていきます
2016年のフォロワー平均数
2016年のフォロワー平均数は426人だそうです
現状のフォロワー平均数はもう少し多いのかなという印象です
というのも、自分が始めた2017年はこれほどフォロバ企画をしている人が多くなかったんですよね
どちらかというとフォロワー数>フォロー数という形がカッコいいというか、フォロー数=フォロワー数だと、それほど信用性がないという感覚がありました
その流れが変わったのは今年に入ってからくらいではないかと
フォロー数=フォロワー数の方が幸福度が高いというか、みんなでフォロワー数をあげていこうぜ!という現状
zozoの田端さんが「ブランド人になれ!」でフォロワー数1000人以下は燃えないゴミと書かれていましたが、「ブランド人になれ!」が発売されたのが2018年7月なので、現状では当てはまらないだろうなと
田端さんも現状のツイッターではフォロワー数1000人以下は燃えないゴミという発言はしないのではないかと思います
現状はフォロワー数が多い=影響力があるという構図が成立しなくなっています(※まだまだフォロワー数の影響力は強いです。ただ以前ほど絶対ではないなと)
それどころか、おそらく個人のツイートそのものの価値も以前より薄まってきている印象です
これは自分が1年7ヶ月ツイッタランドにいて、似たようなツイートを見過ぎているから、有益性が薄まっているというのはあります
ただ、有益な価値が薄まってきているというのは、カッコつきであって、価値ある「有益なツイート」は多くあります
「有益なツイート」とは何か?
多くの人は「有益」という言葉の意味を文字通りに捉えすぎているのかなと
かくいう、自分もツイッターを始めた当初は「有益なツイート」を勘違いして発信していました
「有益な情報」とはビジネス書や有名な方が仰るような、ためになる情報ではなく、ツイート発信者が自ら経験し、その人となりが見えるツイートのことです
有益というのは価値があるということ、ツイッターだけではなく社会全体で価値そのものが変わってきていることは確かです
少し前までのツイッタランドではここまで頻繁にリプでのコミュニケーションはされていなかったように思います。リプはコミュニケーションをするというよりも、発信されたツイートに対して意見を言うためのものというイメージが強いです
今はリプはコミュニケーションの場になっていて、1万近いフォロワー数がいる方でも、リプでのやり取りがない人は求心力が落ちてしまう…
少し前までインフルエンサーとされていた人たちでリプのやり取りをしていない人たちは、フォロワー数が多くいても、エンゲージメントはかなり低くなっているのではないでしょうか
そういう方たちはツイッタランドから別のプラットフォームへ移行しているのではないかと思います
発信力を鍛えるために何をしたらいい?
いざ、発信力を鍛えようと、ツイートを開いてみたものの…何をツイートしたらいいんだ?
ツイートしてみたけれど反応がない…
という方は、まずは引用RT or リプをオススメします
自分が気になったツイートに自分の意見を乗せてツイートすることで、意見の言語化ができますし、RTされた方も喜びます
引用RTした方から反応があるとツイートを発信するエネルギーにもなります
リプをすることで、コミュニケーション能力が鍛えられますし、いい内容のリプをくれた方を悪く思う人はいません
リプでのやり取りから仲良くなって相互フォローの関係になると、自分のツイートに反応してくれるようになります
ツイッターも待ちの姿勢では多くのモノは得られません
積極的に自分からコミュニケーションを取りに行きましょう!
さらに、オススメなのはフォロバ以外の企画に乗っかることです
大喜利や紹介企画など、ツイッタランドには様々な企画が溢れています
企画に乗っかることで、企画をするとどのようなリアクションが返ってくるかの勉強にもなります
もっとも発信力を鍛えられるのは、自らが企画を立案し、プラットフォームになることです
他の方の企画に参加しながら勉強し、自分のツイートに反応が出てきたら企画を立ててみてください
誰も反応してくれなかったらどうしよう…という不安もあるかと思いますが、誰も反応しないということは、誰にも見られていないということです
誰にも見られていないのだから、恥ずかしがる必要は全くありません
むしろ反応がなかったという事実から多くのことを学べます
自分も色々な企画を立ててガンガン失敗してきました!
現状のツイッターとこれから
ツイッターもSNSでありコミュニケーションツールである以上、オープンな場からクローズドな場に移行していくだろうなと
オープン クローズ
通常のツイート→引用RT→リプ→グループでのDM
ツイッターをよく活用している人はTL→リストへと移行しています
ツイッターで発信力を持ちたいからという理由で、まずフォロワー数を増やそうと思っている人たちは要注意です
もはやフォロワー数が最も注目されている数ではなくなってきているということです。旧来型のインフルエンサーは相当な発信力がない限り、もはや生まれてこないのではなと思っています
……とは言っても、フォロワー数は重要です
とりあえず、フォロワー数を稼ぎたいという方は、フォロバ企画に参加し、自らもフォロバ企画をすれば、10日あればフォロワー1000人は行けるのではないでしょうか
まずはフォロワー数を集めて、そこから展開していくという方法もアリだと思いますが、クローズドの状況が加速する前に、どれだけ多くの人と濃いつながりを作るかが、フォロワー数よりも重要になってきます
キンコン西野さんが個の時代はすでに終わっていて、集落の時代になっていると言っていました
この現状はツイッタランドでも顕著に表れています
ツイートの内容よりも誰が発信したのか
誰がというのは、リアル社会での実績ではなく、どういう想いや人柄の人なのかが重視されているということです
つまり、横のつながりを持ちたい人、仲間になりたい人というのが重視されています
応援企画が増えてきたのも、縦の関係ではなく、横の関係が増えてきたからではないでしょうか
有益な情報ではなく共感やこの人と繋がっていたいという絆のようなものが大切になっているのが、いまのツイッターです
集落の時代ということは、グループ化が始まり、グループ内で重要なことが話され、オープンになるものはグループで話し合われた結果の内容になる
大事な思考の部分は見えなくなっていくということです
オンラインサロンがまさに集落のモデルですが、ツイッターでも同じ現象が起こってきますし、実際に起こっています
ただ、まだ集落になってきていることに気づいている人たちの方が少ないので、ツイッターで何かしらの結果を出したい方は、1ヶ月と期限を決めて、ガッとやっていった方がいいのかなと
これからリアル世界とネット世界の境界線はどんどん曖昧になっていきます
匿名性のあるネット世界で、リアル世界の憂さ晴らしをしている方たちはどんどん取り残されていくだろうなと
リアル世界での実績→ネット世界で拡散→リアル世界に還元
という流れから
ネット世界で実績→リアル世界で拡散→ネット世界に還元
という流れもどんどんと増えていくはずです
リアルと世界とネット世界の境界線はどんどんと無くなり、混じり合い、どちらもリアル現実となる日が来るのは、そう遠くないと思います
結局、ツイッターだけのノウハウで何とかをしようとしても難しいです
リアル世界でもネット世界でも多くのことを経験し、学び、ギブしていくことが重要です
良質なインプットが欲しければ、良質なアウトプットすることですね
逆を言えば、もはやカリスマ的なインフルエンサーが生まれにくい状況でもあるということです
上記をツイートした時に、内容が難しいとのリプを頂いたので、解説しますと、
第一次インフルエンサーがイケハヤ氏やはあちゅう氏、ゆうこすといった方たちでした
この方たちの活躍を見て、彼らを目指す人たちが多く登場し、その中から第二次インフルエンサーが誕生しました
と考えると、直近でフォロワー数を1万人超えた人たちというのは、第三or第四世代になるわけです
第一次インフルエンサーや堀江貴文氏や落合陽一氏、前田裕二氏といったリアルな社会で活躍している方たちは、さらにフォロワー数を増やし、リアルな社会でも影響をどんどんと与えている
という方たちに比べてしまえば、直近で1万人を超えた方たちの影響力は決して大きくありません
なぜなら、その人の圧倒的なファンというわけではなく、周囲にいる人たちの応援によって、担ぎ上げられるような形になっているからです
さらに、フォロバとRT企画の嵐が巻き起こり、現状で第三次インフルエンサーは影響力があるように見えますが、その方たちにRTされることはそれほど大きな価値ではなくなっています
時折、見かけるようになったみんなでフォロワー10000人を目指しましょう!といったツイート
そういう企画が増えれば増えるほど、○○さんを応援してます!フォローしてください!という企画によって増えたフォロワー数
フォロワー数というものの価値が薄まっていくということですね
それはクラスの人気者を担ぐノリに似ているなと
これは批判しているわけではなく、それだけツイッターがより一般化してきたということです
アイドルならAKB化してきたということ
AKBがやったことはなにかというと、絶対的に手の届かない存在だったアイドルを手の届く存在まで降ろしてきたということです
つまりはアイドルのコモディティ化(一般化)です
現状のツイッターも同じような現象が起きているなと
もはや広末涼子さんや内田有紀さん、中山美穂さんと言った一時代を築き上げたアイドルの登場は難しいのと同じように
ツイッター上で例え影響力があったとしても、ツイッタランドを出てしまったら…
だからこそ、ツイッター上でのインフルエンサーを目指すのではなく、他の肩書を自分で作っていくことが大切です
リアルな世界に繋げたいのであれば、なおのことです
ブロガーなら○○ブロガーと専門性を出していけばいいですし、自分のやりたいことがあるならそこに繋げていけばいい
単純にフォロワー数を増やして、影響力を強めたいというのは、本末転倒ではないでしょうか?
とはいっても、フォロワー数は絶対的な指数でもあるので、増やしていくということは、リアルな世界においても大切だと思います
ツイッタランドの一部で行われている流れが全てではありません
その流れに思考停止のまま乗ってしまうと、結局は何者にもなれませんし、無意味とさえ思えてしまいます
自分が何になりたいのか?
大切なのは、数でも肩書でもなく、自分の信念ではないでしょうか