ザッポス伝説は夢物語ではなく、これからの働き方を示してくれている指南書です
ザッポス伝説という本を読みました。
正確にいうと、ザッポス伝説2.0を読みました。
この本の内容をざっくりと説明しますと、ザッポスという靴のECを運営している会社の社員がどういう働き方をしているかを、社員へのインタビューという形でまとめた本です。
ザッポスという会社は、アマゾンに買収されたけれど、買収前の経営方針を貫くことをアマゾンに約束させ、独立した状態で会社を存続させています。
そして、社員の判断を第一とし、顧客に対してどれだけ幸せを提供できるのか。そして社員も顧客に幸せを提供することで、自分たちも幸せになれることを本気で信じて働いています。
社員の方たちが、これまで対応した素晴らしい出来事や会社が起こした素晴らしい出来事を語っていて、こんな会社本当にあるの?と思わせられるような内容が満載となっています。
この本を読んで、時代は確実に変化していて、時代の変化について行けた人と、置いていかれた人では幸福度の違いが明確に現れていくのではないかと思いました。
昨今、風の時代だとか人類史で3回しか起こっていない革命期だとか、大きな変革期であることを多くのジャンルで叫ばれています。
その明確な変化の内の1つが働き方改革であり、資本主義からの変化と言いますか、自社の売り上げ至上主義から幸福至上主義への変化です。
働くことが幸福である。働いた結果で幸福が得られる。というのは、日本の高度経済成長期の偉大なる経営者たちが言っており、右肩上がりの経済で豊かになっていく過程を経た日本社会は幸せな時代であったことは間違いないです。
高度経済成長の時代と現代で、幸せの定義がどのように変化していっているのかというと。
物質的な幸せ。お金・家電・家・車など→精神的な幸せ。精神的な幸せ・利他的・本質的な豊かさ。
ここの変化に乗り遅れている人たちは、物質主義の世界から逃れられずに近代社会で生きています。
近代社会は男性的な社会、競争、物質主義な世界です。
世界が時代が大きくシフトしているということは、その時代を生きている我々も本来なら大きくシフトしているはずですが、これまでの感覚(コンフォートゾーン)を抜け出せない人たち。変化を恐れている人たち。不安に思っている人たちは、新たな時代に進むことを躊躇してしまいます。
ザッポスのような企業は、これから確実に増えていきます。
時代の流れから行って間違いありません。
これまでの社会から抜け出すために必要なことは、会社が何に価値観を置いているかを見極めることです。
近代社会を男性的な社会と書きました。現代社会は何かというと女性的な社会です。
女性的な社会は競争ではなく平等であり、リーダーが引っ張る時代から導き共に歩む時代となります。
働くことを辛いと感じたり、会社に行きたくないと思ってる方は、時代と自分の置かれている立場にギャップを感じている可能性があります。
その場合にどうしたら良いのか。
答えは一つ。環境を変えることです。
私は昨年から転職活動を開始、今年転職したことでガラリと環境が変わりました。
今の職場はまさにステークホルダー全てに幸せを、社員ももちろん幸せになることを本気で目指しています。
ギャップは時間が経てば経つほど広がっていきます。
現在の生き方に違和感があるなら、すぐに行動した方することをお勧めします。
40代でも転職できたのだから、誰でも環境は変えられます。
行動し、やり続けることです。
最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ