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第20節ジュビロ磐田対東京V 欲しいものがほぼ全て手に入った試合と伝説の5人抜きのおまけ付き

J1リーグ第20節ジュビロ磐田対東京Vが行われ、3−0でジュビロ磐田が勝利しました。

今節から後半戦とJ1復帰の今シーズン早くも折り返しです。
前半戦の終了段階で勝ち点20と最低目標である勝ち点40ペース。
良くも悪くもないけれど…というところかなと。
4月を終えた時点では前半戦一桁台で折り返すんじゃないかという期待もありましたが、絶好調だったジャメ選手の負傷によりチームバランスが崩れ、その後は1勝3分3敗と順位を伸ばすことができませんでした。

そのバランスを崩すきっかけとなった試合が第12節の東京V戦でした。
そして、後半戦の1試合目が東京Vと、ただの一戦ではない重要な意味を持つ試合でした。

水曜日開催ということもあってか、これまで不動のスタメンだった松本選手と平川選手に代わり、金子選手とブルーノジョゼ選手がスタメン入り。ジョゼ選手は初スタメンを飾りました。
今日の試合の重要性を選手たちが分かっていたように、ここ数試合よりも前半の入りが攻撃的で前半の早い時間でPKを奪取することが出来ました。
キッカーはエースジャメ選手。前回対戦の東京V戦でPKを外し、そこから得点がないだけにジョゼ選手がPKを獲得したときに、なんてドラマチックな展開なんだろうと、少し泣きそうになりました。
そして結果は、ジャメ選手がPKを外すという…ちょっとジャメ選手らしくてほっこりしましたw

その後はこう着状態が続いた前半。PK失敗から2列目の選手が前に行きすぎてしまいDFラインに吸収され、ライン間でボールを受ける選手がおらず起点が作れない状態になってしまいました。
ジュビロ磐田はゴールキックからボールを繋いでいくことができず、川島選手がペイショット選手めがけてロングキック蹴るシーンが増えました。
解説の太田さんも言っていましたが、降りてきてギャップを作る動きが少なかったのと、センターバックが前にボールをもう少し運んでいいシーンでパスをしてしまうシーンが多かったです。
Rグラッサ選手がいない影響がビルドアップの面で出てしまったのかなと思える前半でした。

後半はビルドアップの修正がしっかりと行えておりました。
先制点を取れたシーンは森岡選手が運び、金子選手に縦パスを入れるところから攻撃が始まり、ジョゼ選手と上原選手の見事な連動が決まり、相手のオウンゴールを誘発しました。

これで3試合連続先制点を決めるという確実にチーム状態は上向いていることを見せつけてくれました。
ただ、直近2試合は相手の圧力に屈し、同点ゴールを決められてしまいましたが、今節は成長を見せつけてくれ、4試合ぶりの2得点目をペイショット選手が得意のヘッドで決めました。
この得点には自然とスタンディングオベーションしてしましましたね。
それほど見事なバックヘッドでした。

ここまででも十分すぎるくらいの成果を得られていましたが、まさかアディショナルタイムに全ジュビロサポが待ち望んでいたシーンを見られるとは思いませんでした。

3試合ほど試合から離れていた古川選手。
ここまでゴールがなく、らしさを見失っていた感じがしていましたが、課題をきっちりと克服してきたというか、そういう選手をちゃんと使う横内監督の素晴らしさですね。
それにしても初ゴールがまさか伝説の5人抜きだとは思いもしませんでした。

左右は違えど、マラドーナ、メッシに続く伝説の5人抜きですよ。古川選手の待望のゴール。
※ジュビロ磐田の公式が4人抜きと言っていますが、私は最後のシュートで相手DFをかわしたという判断の元、誰がなんと言おうと5人抜きだと言い張りますw

あの強引なドリブル突破からのフィニッシュが古川選手の特徴なので、今日の試合くらいこれからも貪欲にゴールを目指していけば、後半戦で古川選手のゴールを見られるチャンスは増えてくるだろうなと。
ジュビロサポに愛されている選手ですので、ここからの巻き返しに期待しています。

後半戦一発目は、先制点、追加点、ダメ押し点、無失点、古川選手のゴールと欲しかったものがほぼ全て手に入る最高のスタートとなりました。
あとはエースの復帰後のゴールがいつ見られるかですね。
前節に比べてさらにフィットしてきていますし、試合勘もよくなっている印象なので、そう遠くない未来でゴールが生まれると期待しています。

それにしても今日ほど酒が飲めたらどんなに美味かったかと思えるほど、いい試合を見ることが出来ました。

最高ですか?と問われれば、最高です!!!!と答えます。

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ハリー
最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ