子供たちがサッカーの試合で活躍するためにはここを伸ばした方がいい
我が息子たちがここ数年ずっと夢中になっているのがサッカーです
小5の長男は地域のトレセンに選ばれ、チームでも中心となって頑張っています
私の住んでいる地域はとんでもなくサッカーが盛んで、全国優勝する力のあるクラブが数多くある超激戦区です
そんな激戦区の代表を選ぶトレセンが先日行われ、参加した子たちはみんな上手で、さすがにここに選ばれた子たちだなと(36のサッカー少年団から40人前後の子たちが参加していました)感心しながら見ていたのですが、何試合か見ている内に、小さな違和感のようなものを感じましたが、その場では違和感の正体が分からないままモヤモヤした気持ちでいました
そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのが、池上正さんの本でした
池上正さんは何十年も少年サッカーの指導者をされている方で、オシム監督の元ジェフでコーチの経験も持っている方です
池上正さんの本を読んで気づいたのは、セレクションに参加しているほとんどの子たちのプレースタイルが一緒だなということでした
多くの子供たちがボールを受けると前を向く、1対1を仕掛けて縦への突破をはかり、出来ないようならボールをキープしながら次の機会を伺う
セレクションを受けに来る子たちなので、誰もが所属しているサッカー少年団では中心選手になっています
そんな子たちなので、誰もが与えられている役割が似ているのは仕方ないかもしれませんし、初めて会った子たちで試合をするので、同じチームになった選手の特徴が分からないという事もあるのは分かります
ただ、なんというか仕掛け方やプレースピードのようなものがみんな似ていて、セレクションを振り返ってみても、記憶に残っている選手が少ないなぁと
池上正さんの本には、少年サッカーは1対1に重きを置いて指導している、ドリブルで抜くこと1対1に勝つような指導をしていることが問題だと書かれていました
ブラジルやスペインといったサッカー先進国は1対1ではなく2対1や4対4といったチームで戦うという指導をしていると
この部分を読んで、もの凄く腑に落ちました
セレクションに来る子たちクラスでも、オフザボールの動きが少なくて、あまり上手ではないんですよね
上手い子は足元でボールを受けて、ドリブルでマークされている選手を抜くというイメージが強いのか、ボールを持ってもプレーの選択肢が少なく、オフザボールの動きも少ないので、味方のために動くというボールをもらわない動き出しも少ないなぁと
Jリーグのジュニアの子たちや全国を目指しているクラブチームと対戦したことがあるのですが、身体能力や技術が明らかに上手いというわけではないんですよね
日本の子供たちが技術ではスペインやブラジルの子に勝てるように、小学校年代で上手い子たちは、個人的な技術に差はほとんどないです
もちろん強豪クラブには上手な子たちが多く集まってくるので、チーム力という意味では、クラブの方が上なのですが、それ以上に大きな差があるように感じられるのは
サッカー少年団とクラブチームの育成力の差、オフザボールや味方を活かすプレーを練習から身につけているんだなと
つまり、サッカーをしている子たちが、上手になるためにはドリブルやパスの練習ではなく、複数で崩すやり方やオフザボールの動きを理解できるようになると、一気に周りと差をつけられるのではないかと
そのやり方は池上正さんの本に乗っているので、お子さんのサッカー上達を願う親御さんはぜひ読んでみて下さいませ
最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ