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J1第16節ジュビロ磐田対湘南ベルマーレ どん底の状況から奇跡のような結果が生まれた試合
J1第16節ジュビロ磐田対湘南ベルマーレが行われ3−2でジュビロが逆転勝利しました。
5月初勝利ですね。長かったです。
ジャメの負傷+東京Vに負けたあの日から流れが良くない中、前節の浦和レッズ戦ではチーム全体で戦う姿勢を見せ、金子選手が値千金の同点ゴールで連敗を止めました。
今節の湘南ベルマーレ戦は悪い流れを止めて、良い流れに持っていくために重要な試合でした。必要なのは勝利だけという試合…という内容を下記の記事に書きましたので、興味のある方はご覧ください。
ジャイキリの名古屋戦で、どん底の状況の中で勝つことができたらチームが変われるみたいなことを、広報の永田さんが言っていました。
この試合はそんなジャイキリの名古屋戦を彷彿とさせるような、どん底からの逆転劇でした。
ジュビロ磐田は前節で流れを変えられたと信じたい中、開始17秒でまさかの失点。しかもルキアン選手に決められてしまうという…想定しうる最悪の入り方になってしまいました。
魔がさしたというか、エアポケットのような時間で、悪い流れを断ち切れていないどころかどん底に流れ着いたというような失点。さらに、状況の良くない中でPKを献上し、川島選手が一度は止めるもののファールを取られてしまい、やり直しになりPKを決められてしまいました。
ある意味でこのPKでどん底に辿り着き、ここからは上昇していくしか道がないと思えるほどに、選手の動きが一気に良くなりました。試合の流れ、チーム全体の流れは明確にあり、2失点目から前にいく姿勢が見られ、コンビネーションから崩していく場面が多くなりました。そんな中で、チームの中心となっていたのは山田選手でした。
山田選手が復帰してから3試合目で、試合感が戻ってきたのか、運動量とアイデアは山田大記ここにありという内容でした。10番+キャプテンに相応しく、どん底にあったチームを救う得点をあげてくれ、勝負の後半戦に
後半は負けているとは思えないくらいにジュビロ磐田の選手たちが生き生きとしたプレーを見せてくれました。
札幌戦や名古屋戦のようにあと一歩まで迫れたけれど、得点が奪えずに負けてしまう流れもあり得ましたが、大雨の後に雲の合間から光が射し込むような、焦りも感じられず、鬼気迫る感じでもない、チーム全体がゾーンに入ったような、逆転すべくしたしたというか、後半はある意味で奇跡のような試合展開でした。
なんというか、本当に色々な材料が揃いすぎていた(ジュビロDAYによる子供たちの声援。山田選手・金子選手の完全復活、レオゴメス選手のフィットなど)
おそらくこの試合を落としていたら、ジュビロ磐田はJ2に降格していたと思います。どん底から上昇することなく、浮上のきっかけを得られないままズルズルと…というパターンになっていたのではないかと。
今日の試合では悲壮感が感じられず、皆が目の前のプレーに集中できていたからこその逆転でしたし、エース不在の中、色々な選手が得点を取り始めたので、ここからの大崩れは考えづらいですね。
ここから始まる磐田の反撃。
反撃のきっかけを作るためには、古川選手と平川選手の得点が必須ではないかと。
2列目の選手で若手選手が勢いを増せば、まだまだ上位進出も狙っていけます。
6月は5月に比べて強豪チームとの対戦が多くありますが、4月並の結果を期待しながら、東京Vとのリベンジマッチが早々に組まれているので、必勝の構えで挑んでもらいたいなと思っています。
いやぁー本当に大きな大きな勝利でした!!!!
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