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周りを頼りながらミッション達成を目指す人になろうと思う日々
「我々にはチームプレイなどという都合のいい言い訳は存在しない。有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ」
攻殻機動隊SACの荒巻課長の有名なセリフです。
この言葉と同じような事(元ネタ?)をリッツカールトンの創業者も言っています。
チームプレイとはチームで行う作業であり、チームワークは仕事。
まずは、チームプレイから始めて、個々の能力が高まっていくとチームワークになる。
攻殻機動隊の公安9課はプロの集団なので、チームプレイではなく元からチームワークの集団です。
日本の社会では、チームプレイとチームワークのどちらを求められるかというと、チームプレイだろうなと。忖度をしながら、周りと歩調を合わせて、出過ぎないようにする。
それが協調だと。
日本の教育は平均を育てるものです。
一枚岩なんて都合のいい言い方をして、多様性を認めない。
環境が大事なのは、周囲の能力が高ければ出る杭も相当出なければ打たれません。
という話と逆行するように思うかもしれませんが、個の能力を全方的に高めて、なんでも1人でやろうとする人よりも、人に頼って周囲に任せられる人になりたいなと。
アオアシで主人公の葦人が、大友のことを天才だと言うシーンがあるのですが、大友はまさに周囲を頼りながら、周りを動かせる人です。
葦人はそれまで自分の能力を高めることだけにフォーカスしていましたが、大友を天才だと認める辺りから、周囲との関係性をより高いところで見られるようになりました。
1人でなんでもできる人を目指すタイプは、自分のペースでないとストレスを感じるタイプで、周囲とギャップが生まれやすく、下手すると孤立してしまいます。
自分ができるという自負があるからこそ、自然と自分を中心に置きます。
アドバイスをすぐにしたがる人はこのタイプが多いです。
逆に1人でなんでもやろうとするのではなく、周囲の人を頼りながら任せられるものは任せていくタイプは、影のリーダーというか、黒子にも徹せられるタイプです。
あの人がいるとグループでの作業がうまく回るよね。と言われる人です。
このタイプがリーダーにいると、そのグループは上手く機能します。
攻殻機動隊で言えば、影のリーダー役が荒巻課長で、なんでもできるタイプが草薙素子です。
草薙素子というスペシャルな存在が組織の中でいられるのは、間違いなく荒巻課長がいるからです。
そして、草薙素子並みに飛び抜けた能力を発揮できれば、オンリーワンになれるわけです。アオアシで言えば、栗林選手ですね。
冒頭のセリフも、荒巻課長が草薙素子へ言ったセリフです。
リーダーであったり、組織のまとめ役になれるのは荒牧課長や大友タイプ
プレイヤーとして一流であるのは、草薙素子タイプです。
私はずっと草薙素子タイプに憧れていて、自分でなんでもやりたいタイプでしたが、この頃は考え方が変わり、荒巻課長タイプを目指すようになりました。
その心境の変化がなぜ起こったのかは分かりませんが、プレイヤーであり続けたいと思わなくなったことが大きいだろうなと。
自称ゴールデンエイジな私(サッカー未経験)の世代を象徴する小野伸二さんが現役を引退したことが大きいのかもしれません。
プレイヤーとしての人生ではなく、次の人生を目指そうと。
小野伸二さんはプレイヤー時代から、プレイヤーとして超一流の大友タイプなんですけどね。
自分でなんでもできるタイプを目指すか。
周囲を上手く使いながら任務を遂行するか。
多分、そのどちらも目指しながら、バランスを保てる人が最強なんだろうなと。
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