ジュビロ磐田:C大阪から渡邊りょう選手を期限付きで獲得。的確な補強です
ジュビロ磐田、夏の補強第三弾が発表されました。
C大阪から渡邊りょう選手が期限付き移籍での加入となりました。
FW2人目の「りょう」ですね。
ここまでの夏の補強は、CBのハッサンヒル選手、右WGのクルークス選手、そしてFWの渡邊りょう選手です。
直近でのシーズン途中の補強は、レジェンド選手の獲得以外の印象があまりありません。経験豊富なレジェンド選手という選択ももちろんありです。ただ、1人の選手が苦しい状況を一変させられるというわけではないので、長い目で見ればプラスの補強ですが、短期決戦でどこまで影響が出るのか未知数と言いますか、これまでは難しい結果になってしまいました。
昨日たまたま見た、三苫選手と堂安選手のゲームチェンジャーについての話が面白かったので、見てない方はぜひ見てみてください。
お二人の話を要約すると、ゲームチェンジャーは一歩目の火を点けられる選手。チーム全体が行けるぞ!と思わせてくれる選手。そして、ピッチ上の11人が全員ゲームチェンジャーでなければ勝てない。そうです。
ゲームの流れは様々な要因で変わり、11人が自分たちの仕事を全うすることで勝利を呼び寄せられると。
結局はメンタルだ。みたいな話が面白かったです。
今のジュビロ磐田に少し足りないなと思っていたのがギラギラ感です。
松原選手とジャーメイン選手以外の日本人選手は少し大人しい印象でした。
渡邊りょう選手はギラギラ感が強いと言いますか、何がなんでも勝つ!みたいなイメージがあります(ほぼ見た目です。すみません)。
そして、現在スタメンのペイショット選手、ジャメ選手とはまた違う特徴を持っている選手で、ゴール前で消えられる選手と言いますか、DFの裏を取るのが上手い印象です。
系譜としては我らが隊長ゴン中山さんかなと。
ペイショット選手とジャメ選手に注意が向けられる中で、渡邊りょう選手はかなり良い選択ですし、これは私の直感ですが、渡邊選手は静岡県と相性がいいので、静岡のクラブで大活躍するタイプではないでしょうか。
選手が活躍するかどうかは、戦術と選手の組み合わせでかなり変わってきます。そういう面でも渡邊りょう選手はフィットする予感しかありません。
そして、スタッドランス戦を見る限りですが、後半のスタメンとベンチがかなり変わるのではないかと。
特別指定選手の角選手と吉村選手がベンチ入りしても不思議ではないくらいのポテンシャルでした。
中断明けにどのようなフォーメーションで挑むか分かりませんが、角選手は左SHでスタメンでも不思議ではないかなと思います。そのくらいのポテンシャルでしたし、そのままで十分プロとしてやっていける逸材でした。吉村選手は松原選手の壁が高いのでそこを超えられるかです。ただ、中断明けは松原選手が累積で出られないので、吉村選手のスタメンも十二分に考えられます。
というわけで、新潟戦の予想スタメンは
ペイショット
角 ジャメ クルークス
上原 植村
吉村 西久保
Rグラッサ ハッサン
川島
は見てみたいですね。
特別指定選手はもう試合に出られますよね?
渡邊りょう選手は途中出場かなと。
私は横内監督はなんやかんやで持ってる監督だと思っています。
もちろん状況は芳しくありませんが、ここで3週間の中断期間に入られるのは持っていると思います。
現状のまま休みなく最終節まで行っていたらと考えるとゾッとします。
下位のチームで勢いづいていたチームはこのまま中断せずに行きたかったのではないかと。
特に新戦力がフィットする時間と新しいことに取り組める時間できたこと、さらに怪我人が戻ってくる可能性まで考えると、川島選手の復帰と森岡選手も怪我ですかね?が戻って来ればチームとして安定します。
8月を総力戦で5分の成績で終えられれば、残留は十分に可能だと思います。
今のジュビロ磐田のチーム作りに不満はありません。
試練は乗り越えるためにあるのですから。