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第32節名古屋対磐田 鬼門中の鬼門を打ち破れなかった試合

J1リーグ第32節名古屋グランパス対ジュビロ磐田が行われ2−0で名古屋が勝利しました。

名古屋に勝てば9月2勝1分と負けなしで残り7試合への勢いをつけることができたのですが、アウェイ名古屋戦が鬼門中の鬼門で、パトリック選手が鬼門中の鬼門とダブル鬼門に敗れた試合だったかなと。

たらればを言えば、名古屋の攻撃を封じられた前半で先制点をあげられていればという試合だったかなと。
とは言っても、ジュビロ磐田もチャンスらしいチャンスを作れていなかったので、力負けという試合だったのかなとも思います。

パトリックとユンカーにいい思い出がないので、後半どちらかが出てきたら嫌だなとハーフタイムで思ったことが現実になってしまいましたね。

先制点を奪われた後の戦い方に迷いがあったように見えました。
福田さんが追加点だけは絶対に避けたいということを仰っていましたが、ボールを保持できている時にリスクを避けるような持ち方というか、リスクを負えなかったのは、降格圏にいるプレッシャーなのかなと。

ここからはひたすら潜水を続ける残り試合です。
心折れずに諦めずに粘り強く潜り続けて、ライバルチームが脱落するのを待つしかありません。
ジュビロがやれることは粘り続けることだけです。

そういう意味で、今日の戦い方は悪くはなかったのですが、リスクを負って攻めるタイミングの共通意識にズレがあったように思えるので、どこで点を取りに行くのかを詰めていくことが今後の課題かなと。

4−4−2のシステムだとSBがどれだけSHを追い抜いたり、SHをフォローする位置を取れるかが重要です。
ロングボールからの速い攻めだけでは、溜めを作れないので分厚い攻撃ができません。
ジュビロの攻撃の特徴はサイドからの崩しなので、ペナルティエリア内にいかに人数をかけられるかがポイントです。

うまく行った柏戦では3列目の飛び出しも多く見受けられました。
今日の試合で3列目が飛び出したのは、確認できたのは1回くらいでした。

今日の試合なら、前半15分で相手の流れを止め、その後はジュビロの流れになっていたので、あのタイミングでチーム全体でリスクを負う時間があってもよかったのかなと。
リスクを負う時間を作らないと、今日の試合のように相手に流れが行ってしまいます。
勝ち点1ではなくあくまでも勝ち点3にこだわりながら、チームにスイッチを入れられる司令塔が誰なのか。

松原選手と中村駿選手あたりが担うのかなと。
守備のベースができてきて、チーム戦術も固まりつつある中で、次のステップは試合の流れを読んだ上でのメリハリを効かせることではないかなと。

まだまだ絶望的な状況ではなく、残留できるチャンスは多くあります。
中断明けの9月は1勝1分1敗の5分の成績を残しています。
残り7試合を5分の成績、2勝3分2敗なら勝ち点9を取れるので、最終勝ち点は41と残留のボーダーの勝ち点は取れるわけです。

いかに負けないかも大切ですが、それよりも引き分けの試合を勝ちに繋げられるか、そこの勝ち点2が重要です。
5分の成績から1分を1勝に変えられれば勝ち点43となり残留を決められるわけです。

チーム状況が下降線ならともかく9月で持ち直した感があるのですから、10月以降の戦いは期待しかないわけです。
エースジャメ選手が獅子奮迅の活躍をした今シーズン、締めくくりで大活躍する選手は誰なのか。
高畑選手と密かに藤川選手に期待をしています。

最後までお読みいただきありがとうございます それだけでとても嬉しいです ただ読んでくれただけで イヤ本当に読んでくれただけで十分です 本当に嘘じゃないよ