職場の人数による役割の変化
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職場の人数による役割の変化
これについて考えたい。
結論から言うと、小規模店舗で人数が少なければ、より重要且つ変えが効かないので仕事に追われるが、メリットとしては総括して仕事を覚えることができる。
中規模店舗など人が多ければ、上司については個々に割ける時間は減り、個人については仕事が分散し結果的には時間が余るので、より主体的な活動が求められる。
以下は私個人のキャリアについて具体例を書く。
新卒〜1年 市の小規模店舗(6〜7人)
2〜4年目 町の中規模店舗(10〜12人)
5〜8年目半 市の小規模店舗(7〜8)
8年目半〜現在 都市の中規模店舗(12人)
というキャリアである。
少し長めにキャリアの話を書くので、興味なければ2回ほどスクロールして飛ばして欲しい。
新卒時代は私ともう一人同期が配属されており、正直暇な店舗だったため教育向けとして配属された節がある。教育訓練レベルで特段なし。
2店舗目の1年目は内勤を行い、どちらかというと庶務的な側面と、出納、個人ローン、割引、手貸、格付、決算登録などの業務を教育ベースで行っていた。
3年目からは渉外担当として、一人立ちする。
どちらかというと、案件の精査は持ち帰りでいいので、とにかく回って顔を覚えてもらい相談されるようにしていた時期。事務処理さえ正確なら問題ない時期でもあった。個人的には事業性融資借換、マイカーローンの借換、カード系はよく売り込んだのを覚えている。
3店舗目は1年半3人体制であり、その時点は前の店舗と同じ感じだった。後半になるも優秀な先輩が減員され2人体制になったことで、案件のボリュームが2倍近く増えて、突然管理職レベルの裁量で話を振られるケースが増えた。
そうして、直近の異動では店舗の規模は圧倒してるが、5人体制となり、案件は分散するため総体的には減った。どちらかと言うと後輩の割合が増えてるので、教育者として異動と実質初めての都市部での仕事の体験としてきた意図がみえる。
というのが長々と書いたキャリアである。
補足すると金融機関は渉外係と融資係は別にいるお店もあり、小規模店舗になると、兼務するケースが多い。
この話の中で大事なのは、2回目の小規模店舗人が減った際に、融資係と渉外係を兼務したことにある。要するに頼れる人は減り、完全に1人で営業と内部事務を一任されることになるので、実質的に管理職と同じ目線で業務改善や適切な判断に取り組まなければ、言われたことやるだけの残業マシーンになるだろう。
さらにいうと、人の多い店は中間管理職や支店長クラスも3〜4人分の担当案件や日報など読むことになる。密度の濃い話が出来なくなるで、仕事の質は総体的に落ち込む。
小規模店舗の方が1人に割ける時間は多く、担当は責任感を持つことを強制されるので、密度の濃い時間を過ごすことができ、実は成長しやすい傾向になる。
実体験だが人が増えると、個々がなんの仕事をしてるか全然わからなくなってくる。
小規模店舗時代は職場の人全てと友好的な関係値を築けたが、大きめのお店では話す日が全くない人も出てくる。総括すると、小規模店舗ほど部活のレギュラーしかいなく且つ家族的な雰囲気になり、大型店になると部活全体が動いてるみたいな感じになる。
当たり前だが、人数が少なければより個人が当てにされやすく、人数が多ければ分散して当てにされなくなる。
人によっては小規模店舗で責任ある仕事をし、主導権を握っていたが、中規模店舗で仕事が分散し且つ実績面も中途半端になってくると影が薄くなってくる。
参考にして欲しい点は、中規模店舗で楽してゆるくやってると、小規模店舗でいきなり全部やることになった際に何もできないとかなりかねないので、安心してる人は仮に人が少なくなったケースはイメージしておくといいだろう。
明日からも頑張りましょう!