ハーモニーのコロ休み特設ページ
唐突ですが、「アダルト文庫」です。 平和(たいらなごみ)さんの小説を紹介します。 ハーモニー発のちょっぴり大人のハードボイルドお楽しみください。 どうしてアダルトかって? そりゃ、決まってます。 エッチだからです♡
コロ休みの退屈な日々。きんちゃんは近所に散歩に出かけました。
ようこそ、ハーモニーのコロ休み特設ページへ 4月7日、ハーモニーでは当面の所内での活動を見合わせることにしました。比較的年齢が高く、内科の合併症を持つ人が多かったり、区内の大きな乗換駅を経由してやってくる人もいることを考えるならば、出来るだけ家にいながら、この大変な時期をやりすごしていくことがいいのでは、とスタッフは考え、メンバーたちと相談しました。 「行くところがなくなったら困る」「安くておいしいハーモニーのお昼ごはんが無くなったら大変だ」「ともだちやスタッフに会えない」
作: 平 和 (たいら なごみ) 俊が居る時に限り、学校が終わってから俊の仕事が終わる迄、冬夜が部長室の前室に居る事が増えた。 不安定な子なので、俊も煩くは言わないし、会社に来たいと言われた時も止めなかった。寧ろ、それくらいの骨折り、構わなかったくらいだ。だから、直ぐに受付に連絡を入れ、犬飼冬夜名義の通行証を作らせた。それを使って52階迄来ているのだが、当然、他の情人とのデートは冬夜には内緒だ。それらは全部、社用にしてあるから、部長って忙しいんだな、と納得している。
作:平 和 (たいらなごみ) 『龍司』 『えっ』 『龍司』 『先生』 『龍司。違うだろう』 『トシさん』 『龍司。違う』 『魔王』 『龍司。違うよ』 『ジョーカー』 『龍司。ふざけているのか』 『部長』 『龍司。全然違う』 『じゃあ、何て』 『龍司。判らないのか』 『はい』 『龍司。トシだ』 『トシ?』 『龍司♡』 『トシ♡』 「うわぁ〜っっ!!」 龍司が、奇声を発して跳ね起きた。 「なっ何だっ、今のっ」 俊(センセイ)の夢をみるなんて、いつ振りだ? 犯って貰えたから
『益山弘太郎詩集』 詩:益山弘太郎 Poem, 詩になるかどうか 語らずには 居られない 聞いてください 私が いつも 言及する 狂気の父親との 少年時代の 生活 母親は 職が あった から 私はいつも 父と 2人きり 会話 といえば 世界に冠たる 優秀美を誇る 日本国を 賛美する だけ 30分 演歌 TV番組 が ちらっと 観客席 は 父親と 同年代 「ふざけるなー いい歳をして たわけた ダラ放送を 得々として 観やがってー 弛んでら!一億総白痴化 」 と
作:平 和 (たいら なごみ) 冬夜と知り合って1ヶ月程経った。 この1ヶ月、ほぼ毎日電話があって、それも時間無視して掛かるもんだから、中々大変だった。 幸か不幸か、犯ってる最中に電話が入る事はなかったが、寝てる時(だから深夜)とか、トレーニング中(だから早朝)とかに掛かって来た。 何度も、深夜に訪ねて行った。丸で見計ったかのようにその時は美樹が居て、少し話してあったから抜け出せたようなもんだ。尤も、泊められる情人は、今は居ない。2人共、そして、その2人が結婚して
詩人:益山 弘太郎 澄み切った 冬の 空 冷えた 空気に 12月の 太陽の 陽が 舞っている ああ 日本の どこかで 18歳の 頃だった 同窓生たちは 今も この 同じ 空を 観ているの だろう 45年間が 過ぎ去ったが 伊豆箱根鉄道は 現在も 変わらず 走っている らしい 三島、広小路、田町、 韮山、長岡、大仁、修善寺 そうだね 私たちに 翼が あるのなら この 鮮やかに 広がった 空で 再会を 果たしたい 札幌、仙台、東京
詩人:益山 弘太郎 木漏れ日の 中で 風は 揺れる 君の 愛が 欲しい 君と一緒に家族になれたら どんなに 幸せ だろう だから 僕は 最近 いつも 運命に Cosmos と pansy の 花を 捧げて いるのさ 息子が できる のか 娘が できる の だろうか 親子 3人 で 手を 繋いで 歩いてみたい 我が子が 燥ぐ 姿を 見て 私たち には 選択の 余地は ない この 子を 守る ためには 生命さえ 投げ 出す だろう それは そうと して 町の 様子を 見ると 今
作: 平 和 (たいら なごみ) 五月晴れの夕暮れ。 西の空がオレンジ色に染まっている。 久方振りの定時上がりで1人。第一秘書の美樹の方が、今日に限って言えば忙しく、他の情人を当たろうか。 大学病院の外科医のマサシは、丁度オペ室に入ったとこ。 スーパーモデルのリズは、ショーでロンドン。 代議士の圭介は本会議ちう。 手作り銃の匠でジュエリーデザイナーの凶は、表裏でてんてこ舞いちう。 カメラマンの山口瑞希(ヤマグチミズキ)は、撮影で北欧旅行ちう。 弁護士
詩: 益山 弘太郎 季節の移り変わりの色で 町の様子は動いていく ついこの間までは 真夏の青 太陽が燦々と照りつけて 灼熱の赤だったね 今日はもう秋 茶色の枯葉も増えている あぁ 会いたい女性がいる 今頃 誰男に恋してる でもさぁ ついこの間 メッセンジャーしたよね 君は dance の人だった コロナ禍 今は dance は仕事よ . . . と ある日 僕が 可愛いちびっ子の stories を screen shot して メッセージしたら また 君
写真:ほのかさん
作:平 和 (たいら なごみ) 美樹に手伝わせ、部屋の片付けをしていた。俊は、部屋に物を多く置きたがる人ではないので、家具などはそう沢山ある訳ではないが、それでも、季節毎の大掃除でかなりの不用品が出る。その殆どが衣類で、毎月10着のスーツ一式が新調されて来るから、1シーズン終わると30着のスーツが要らなくなって衣替え。そんな、毎シーズンの片付けの延長線上で、物置き、と言う事になっている納戸の整理をした。ここに越して来てからだから、10年余り手付かずのままだった。 「ドキ
東京世田谷区にある就労支援継続B型ハーモニーには、精神障害があり、幻聴や幻覚と生活を共にする人が集い、語らったり、働いたりしています。 ハーモニーでは「超・幻聴妄想かるた」というコミュニケーションツールを作って、自分たちの生きづらさをカルタの題材として明らかにすることで、カルタで遊ぶ人たちが障がいのあるなしに関わらず生きづらさからくる不安や孤独を分かち合う試みに取り組んできました。 また、アーティストとのコラボレーションでさまざまな形でハーモニーの現場を地域に開き、ハーモ
作 : 平 和 (たいらなごみ) 9月のある日の事だった。 智の恋人は、まだ高校生。それも受験生だ。しかし、普通に学校行事はあって、不意に11月の予定を訊かれた。 「まだはっきりしないが、どうして?」 「11月の第1土曜日曜は、白山百合祭なんだ。今年で最後だから、智さんにも来て欲しくて」 「白山百合祭?」 「文化祭だよ」 「ああ。空いているようなら伺うよ」 「うんっ♡」 犯る事犯って、シャワー後のブラッシング中の話だった。 智は明確には答えず、その日、部長補佐として
写真:山中さんのアパートさん No.1 No.2 【作者コメント】 豆と豆の接触感が都会的 くっつきそうでくっついていなかったり、くっついていなさそうでくっついていたり、真ん中が私、上がお父さん、斜め上が弟 三軒茶屋の人間関係ってこういうの。接点が少なくて線のようで点で接している。
作者: シナク ソロウ ゼンタングルやりました。ちょっと前の出来事でしたが、やっている間は「無」になりました。 「無」っていいな~。 拡大したい人は画像をクリックしてください。
曲作りました。 聴いてみてください。 ー CNAK SOROW