自主管理サポート 第3回
皆さんこんにちは!暑い日々ですね。四季を感じられて有難いと思う今日この頃、私は寒いよりは暑い方が好みですが、限度はありますよね。熱中症などお気を付け下さい。
さて今回は、自主管理をすることで収益性が上がるというお話です。前回はご自身の強みを活かす運営のお話でしたが、今回は収益性の観点からみたお話です。
管理を委託すると、大体家賃の3~7%位、平均的には5%位が委託費用としてかかる感覚です。毎月の家賃総額(満室前提)が50万円でしたら毎月2万5千円、100万円でしたら毎月5万円、塵も積もればということで年間にするとそれぞれ30万円、60万円。それが10年も積み重なると300万円にもなります。10年も経過してくると自然災害も含めて突発的な修繕も出てくるので、この金額を管理委託したつもりでプールしていくと思わぬ出費にも対応できます。修繕費用はこのプールとは別で積み立てをしている方もいらっしゃいます。そうすると管理費は物件の付加価値をつけることに投じることもできます。
私の知り合いのオーナーさんに7階建てのRCを自主管理されているという方もいらっしゃいます。ご自身でポリッシャーを持って共用部を清掃したり、入居者さんのクレームを直接受けたり。自主管理することでプールされたお金で全部屋にスマホ連動のオートロックモニターシステムを導入していらっしゃいました。結果入居者さんからすると凄い賃貸マンションだ!という付加価値に繋がっていくようになります。そのオーナーさんは委託管理だと費用もばかにならないしご自身の色を出せる賃貸運営をしたいと日々の積み重ねで今の形をつくられたそうです。管理のノウハウも蓄積されていくので~、と苦労はありつつも楽しんでいらっしゃるご様子です。
収益性はわかるけど管理会社さんでないと管理はできない、と思われがちですが、必ずしも全てをご自身でやる必要もないと思います。
自主管理をされる中で、退居の立会いの補助してほしい・緊急で長期出張に行くのでその間の連絡窓口になってほしい・特殊なクレームがあったので一緒に話を聞いてほしい、といったスポットのどうしようがあると思います。そうした時にご依頼をしやすく一緒に同じ方向を見ているサポーターがいるとよろしいかと思います。私もそのようなご依頼を頂くことは多く、私自身も事例の蓄積にもなるので勿論喜んで飛んでいっております。
決して独りではなく誰かと組んで運営を楽しんで頂けたら更に雰囲気のよい賃貸になると思いますよ。
それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?