賃貸運営・管理の全体像について:ハード面とソフト面

こんにちは!賃貸物件のリーシングを行っております田山ジュンペイです。
愛猫がお気に入りのおもちゃで遊ぼうと催促してくると思わず目尻が下がり、明日もまた頑張ろうと想う今日この頃です。

さて、今回は賃貸経営について、ハード面とソフト面からみた管理全体像のお話です。
よくわかっていらっしゃる方も確認のつもりでみて頂けたら幸いです。

「そもそも管理自体がよくわからないです、、」「確り管理するのには相当ストイックにやらないと難しいですよね?」など言われますが、“管理”という少し強い印象の単語に気負わないで頂けたらと思います。
管理=枠や決まり事を1から100まで決めてガチガチにするような兵隊のような管理、ではなく、建物や入居者さんがバラバラに好き勝手に過ごさず、共同住宅の中である程度の規律を守り、お互いが住みやすいように過ごしていただくように取り計らうようなものだと思ってください。

賃貸の管理・運営は大きく分けるとハードとソフトの2つにわけることができます。

1.ハード面の管理
ハード面とは、建物やお部屋の中等、物件を指す「モノ」の管理です。
・建物全体(外観/内装/設備/周辺)のメンテナンス(点検/清掃/補修)
・各居室の内装/設備についてメンテナンス(点検/清掃/補修)
といったものになります。
毎日といわず、1~2週に1度でも共用部のお掃除ついでに見回りをすることでハード面の把握をすることができます。
おや?と気になった所や、数年に一度全体をプロの専門業者さんに診て頂いた方が良いと思います。インスペクション等の業者さんも様々なツールを駆使して診断されたりします。

2.ソフト面の管理
主に入居者さんの対応・サービス面、お金の動きなど「コト」にかかる管理です。
・入居前:内見準備(設備稼働点検)、募集条件等の設定
・入居募集:広告・発信、内見~契約等
・入居中のコミュニケーション:集金、クレーム(相談)対応、更新
・退居:退居立会~原状回復(手配調整・交渉含む)
どのような方が入居されているかを把握して、何かあった時にお互いが連絡を取りやすいようにしておくことが大事です。入居者さんも困った時に連絡が取りやすいと安心して住んで頂けます。

ざっくり書くと上記のようなことを運営・管理していくのが賃貸管理です。

自分で運営といっても色々複雑に見えてわからないですよね?
でも険しい山でも一歩一歩自身のペースで登って行けばゴールにたどり着くのと同じで、一つ一つを分解してみて行けばだんだんと全体が見えてくると思います。やってみたら意外と楽しくなり、こんな方向性でやってみようと思う、とオーナーさんは多いです。
いきなり全部の管理も難しいと思いますので、先ずは概要の把握からやってみてできそうなところからご自身でやってみてはいかがでしょうか?私も微力ながら共に歩んでいければと思います。

それでは!

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