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おもちゃが散らかるイライラ

タッチフォーヘルス レベル1から4を受講してみて、その間に得た気付きについて赤裸々に書いています。

タッチフォーヘルスのクラスでは実際にセッションを体験することが出来ます。

今回扱うテーマは前回に引き続き、親子関係。
ここ1年位、おもちゃの片付け、部屋の片付けでイライラしてしまう自分が気になっていました。
散らかっている部屋を想像するだけで気分が下がります。それと同時に怒りも湧いてきます。

息子は何かを作ったり組み立てることが大好き。おもちゃだけでなく、家中の物を総動員して何かを作っています。床の上に建物や線路が出来ています。作ってしばらくすると、倒れたり壊されたりして、後はそのまま。ありとあらゆるものが床中に散乱します。

片付けると何が起こる?

・どうせ片付けても、すぐに散らかる。
・片付けると子供が怒る。理由はよく分からない。

どんな気分?

・子供も夫も一切片付けないので、私だけがいつも片付けている。2、3歳頃は子供も片付けに参加していたのに。
・自分で片付けるという習慣付けが出来ていない自分が恥ずかしい。

この状態から目標設定をしていきます。
出てきた目標は、私はキラキラしています。
キラキラした自分はどんな風に部屋を片付けるのかを想像し、それを体感していきます。部屋が片付いていく度に自分の気持ちもキラキラしてきました。そこで出てきた言葉に自分でも驚き。

「○太君が作った作品が見やすいように、他のおもちゃは片付けるねー」

そう、息子の作ったものはリスペクトすべき作品だったのです。それに気づくと、他の床に落ちているだけのおもちゃは片付けてあげようという気も起こります。
実際にイライラせずに片付けが出来そうな気がしてきました。いや、片付けます。

その日の帰宅後、散らかった部屋を実際に片付けました。
「わぁ、今日もすごいの作ったねー。これは街かな。ママ、これをもっとしっかり見たいから、他のおもちゃは片付けるね。」
その言葉に息子が嬉しそうな顔をして、なんと自分も片付けを始めたのです。2人でどんどん床に落ちているものを元の位置に戻していきます。後には、その日息子が作った街だけが残りました。それを見てニコニコ笑顔の息子。

部屋の片付けをしたくないという息子でしたが、それはママにもっと自分のことに注目して欲しい、関心を持って欲しいとの表れだったのだと気づきます。
部屋が散らかっている問題は、実は親子関係の問題だったのです。(うちの家庭の場合)

後日談
相変わらず部屋は散らかっています。
ですが、驚くべきことに、散らかった部屋を見ても以前のようにイライラすることはなくなりました。元々、私は綺麗好きな方ではないのです。
今までは、散らかっていることに対してイライラしていたのではなく、散らかっている部屋を見ることで、別のこと(しつけが出来ていない自分)に対する罪悪感を感じるから怒っていたのだと気づくことが出来ました。
自分の感情に気づき整理することにより、過剰に反応する必要が無くなったのです。
息子は以前よりも部屋を片付けることが好きになったようです。時々、息子の方から片付けしようと言ってきます。

タッチフォーヘルスは親子のコミュニケーション、自分の感情を見つめることにも役立ちます。


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