【愛される公式⑥】わたしが心の教育に取り組もうと思った理由~怒涛の出版とイベント開催
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【愛される公式】からお読みくださいね。
怒涛の出版とイベント開催
姉にイラストを描いてもらいたかった理由
不思議なご縁に導かれて、
絵本を出版することになったわたしですが、
絵本の制作は一筋縄ではいきませんでした。
絵本を出版することになったとき、
「絵は姉に描いてもらおう」
とすぐに決めました。
姉は、幼い頃からお絵かき教室に通うほど
絵を描くのが好きで、
大人になってからも好きなことを活かして、
漫画家の仕事をしていたんです。
昔のわたしだったら、
姉に挿絵を依頼することはできなかったかもしれません。
子どもの頃から、
姉に対して強い葛藤を感じていたからです。
この公式に従って姉をサポートし、
姉と違って聞き分けがよくて手のかからない子だったわたし。
でも本当は、わたしも、
姉のようにわがままを言って、
みんなからいたわってもらいたい・・・
そう思っていました。
姉と共同で仕事をする中で、
姉のことを理解しようとし、
父の闘病をきっかけに姉のことを見直し、
認めることができ、
ピースちゃんと仲良くなることで、
自分で自分を愛することができるようになり、
その結果、
周りの人からも愛され、
大切にされるようになった。
そんなわたしだったからこそ、
姉の能力を素直に認め、
挿絵の依頼をすることができたのです。
えほんライブ®イベントの準備スタート!
半年後のわたしの誕生日を絵本出版日にすることにして、
出版当日には絵本と挿入歌を披露する
えほんライブ®イベントを開催することに決めました。
名付けて 【Love & Harmony】
百人規模の大きなイベントです。
わたしは子どもの頃から音楽が好きで、
エレクトーン演奏や講師の仕事をしたり、
バンドを組んだり、
ゴスペルクワイアで歌ったり、
自分で作詞作曲してCDを出したりしていました。
だから、
音楽仲間たちと一緒に、
この絵本をライブ仕立てで披露することにしたんです。
こんな大きなイベントは、
わたしにとっては初チャレンジでしたが、
なぜか「できる!」という強い確信がありました。
・・・というか
それをやり遂げた先にある
ポジティブな未来に確信がありました。
そして、いよいよ絵本の制作開始!
このとき姉の体調が悪く、
なかなか挿絵にとりかかれる状態ではなく、
「もう少し元気になったら絵を描くね」
と言われました。
わたしは、
姉の体調が回復するのを待ちながらも、
絵本の文を書いたりイベントの準備をしたりと大忙し。
姉の病気の発覚
そして2ヶ月後。
えほんライブ®まであと4ヶ月というときです。
姉が子宮頚ガンであることがわかりました。
3ステージまで進行していて、
至急手術しなければならない状態でした。
周りの人からは、
「出版延期したら?」
「イベント中止にしたら?」
「緊急事態だから、中止したって誰も何も言わないよ」
という温かいお言葉から、
「お姉さんがこんなことになってるのに、
絵本だのライブだの何考えてるんだ」
という厳しいお言葉まで、
たくさんのご助言をいただきました。
わたしは出版もライブも、
中止することは考えませんでした。
むしろ、こんなときだからこそ、
やる意義がある!やらなくちゃ!!と、
固く決意していました。
そしてそんなわたしの決意を後押ししてくれるように、
たくさんの友人が会場の手配等の事務作業を手伝ってくれたり、
イベントの宣伝告知を応援してくれたり、
プロのイベントプランナーさんからアドバイス頂けたり、
数えきれないほどの出会いや救いの手がさしのべられて、
まさにミラクルのようなできごとが次々と起こり、
怒涛の展開で出版&イベントの準備が進んで行きました。
これは、
きっと意味のある大切なことなんだ!
そう思ったわたしは闘病中の姉に、
改めて絵本の挿絵を頼みました。
「元気になったら描く」のではなく
「描くから元気になる」のだと信じていたからです。
姉の漫画家魂
姉はなかなか描くことができず、
出版予定日の2ヶ月前になっても、
まだ一枚も描けていないという状態でした。
予定どおりに出版するためには、
あと1ヶ月で33枚すべてを完成させてもらわなければなりません。
1ヶ月で33枚というのは、
健康な人でもかなりのハイペースです。
闘病中で常時痛みと闘っている姉にとっては、
不可能に近い仕事量です。
それでもわたしには、
「絶対に絵本もライブも予定どおりに完成する」
という根拠のない自信がありました。
泊まり込みで姉に付き添って、
お腹をさすったり温めたりして、
励ましながら絵を描いてもらいました。
すると姉は姪にも手伝ってもらいながら、
驚異の集中力を発揮して、
ラスト1ヶ月で33枚すべてを描き上げてくれたのです!!
まさに奇跡としかいいようのない出来事でした。
漫画家という人種は、
担当の編集者に急かされて締め切りが迫って、
初めてスイッチが入るとはよく聞いていましたが、
まさに姉の漫画家魂を見せてもらいました。
姉や姪や多くの皆さんのおかげさまで、
わたしの根拠のない自信は現実化し、
予定どおり絵本「クリスタルのひみつ」を出版し、
出版当日には、えほんライブ®イベント
【Love & Harmony】を開催することができました。
イベントで披露したえほんライブ®は大好評で、
着実にファンを増やし上演する場所が増えて行きました。
この絵本やえほんライブ®は、
きっと多くの人の心を解放し、
この激動の時代を生きるうえでのヒントをもたらすことを信じ、
ひとつひとつ丁寧に上演していこうと心に決めました。
明日は、本物の「愛される公式」
と言う記事を書こうと思っています。
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