【絵本】ぼくを探しに (missing piece) シェル・シルヴァスタイン著
人生何かのために進んで行くけど、実はその過程が楽しいのであって、実際目的のものが見つかったら、案外人生が止まることもある。
でも、みんな何か欠けていて、何かを探して進んで行く。そして、案外欠けていてそんなにスピードが出ないことで得る幸せもあるのだということに気づくこともある、と。
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「なにしろ ぼくの体はかけていて あんまり速くはころがれない それで 立ち止まっては ミミズとお話しする」
「ぼくは きみのかけらじゃないからね 誰のかけらでも ないからね ぼくはぼく もしぼくが 誰かのかけらだったとしても きみのだなんて 思えない」
「自己完成の追求とかidentityの発見とか自己充足へのシーシュポス的渇望とか、船来の図式をあまり振り回していると、かえって通俗的な解釈に陥ることになる。」
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2018年3月1日(木)朝起きたら、5歳半の娘がこれ読もうと英語版の本作を持って来た。毎回毎回読むたびにしびれる本作品。
「完璧なピースに出会ったのに、リリースしちゃうんだ~」と、感慨深く考え込む5歳半の娘。
英語も簡単だし、お勧めです。