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2025年、ワーママのネクストステージがやってくる

「ねぇかぁたーん、どうしてうさぎは耳が長いのぉ。」
「うーん…なんでやろなぁ。いろんな音をしっかり聞きたかったからちゃう?」

「ふーん…でもなんで耳が長いのぉ。」
「いやほやから、車の音とか、お友達の声とか、そういうのをいろいろちゃんと聞こうって思ったんやと思うで。」

「ふーん……。
あ、かぁたーん、あのおっちゃん、なんであんなぼうしかぶってるのぉ。」

いやごめん、まじで知らんしな。


***

2024年、私は「イヤイヤ」期のみならず、決して終わることのない「なんでなんで」期を同時に迎えた次女(3歳)をかたわらに、在宅で仕事をするという離れ業をやってのけた。

離れ業なんて言ってしまえば、さも自分が「すごいこと」をやってのけたみたい。

その実態たるや、Youtube先生にお世話になりまくり、ごはんも適当、なんなら思うように進まぬ仕事家事にイライラをつのらせて子どもに当たり散らすという…。何やってるんワイな状態だったことを告白したい。


新幹線のなかで暴れたあと。
糸が切れたように眠る…

「なんで保育園に預けないの?」と問われる。
はて、なぜこのスタイルになったのか…今となっては、はなはだ不明。

次女に先天性の疾患があったこと、おそらく今回が、私の人生最後の子育てになること、そういうもろもろを考えた結果、なるべくいっしょに、私のそばでいっしょに、同じ時間を過ごしたいと考えたのだった。(と思う)

次女が就園する、ついに。

そんなばたばたな日々がもうすぐ終わる。
4月から次女は、自宅近くのこども園に入園する。

取り急ぎ、幼稚園枠の1号認定でスタート。5月からはお預けできる時間が延びる2号認定に移行する。その時間、おおよそ9時~17時まで。私以外の方の手に次女を委ねることになる。
※1号認定、2号認定ってなに?

どうしよう、仕事に集中しまくれる時間ができちゃってどうしよう!!!!!(いい意味)

来る4月以降の日々を想像して、私は少々どきどきとしている。

自分以外の、誰もいない空間で、執筆活動にぼっとうできるのだ。そうなったらもう、私どうなるんやろう…。(恍惚のまなざし)

「社会的なわたし」が、広がりをもつ日々で

しっかりと仕事の時間を確保できるということは、仕事をがんばりたい私にとっては果報以外の何物でもない。

絶妙な距離感を保つ彼ら

挑戦したいジャンルのお仕事、深めたい領域もある。隙間、隙間でやりくりしていたこれまでと違い、1日マックス8時間。持てる限りの時間を仕事につぎこむことができるのだ。

勇み足を踏みそうになるのだが…。
うん、まぁ落ち着こう、おれ。

入園するっていったって、はじめはすぐに帰ってくるのだし、入園すぐの子どもは体調を崩しがち。たくさんお仕事受けられる!と思ったとて、想定外なことがらは多々、起こることを考えておかねばならない。

新しい生活リズムが親子ともども、心身ともになじむまでは、無理しちゃいけない。うん、落ち着こう。

結論、昨年と変わらずぼちぼちいこう

余力を残しつつ、今、すでにご縁のあるクライアントさまとのお仕事のクオリティ、スピードを爆上げすることを目下、課題としたい。

そうして、もし、「時間、余ってきたなぁ」など感じることが増えたとしたら、次の一手を繰り出そう。

焦らず、たゆまず。2025年はそんな感じで、決して無理のない堅実なお仕事スタイルを追求しようと思っています。

あぁ次女が入園ですよ。大きくなりました

0歳児の眠り

「すぐに死んじゃうのかもしれないと思った」

これは、はじめて次女を目にしたときに感じたこと、として語った夫の言葉です。そう感じてしまうくらい、次女の姿が儚く見えたのでしょう。

手術終わりからの爆睡期間

生後すぐは低出生体重児で、かつお尻の穴がないという病気もあり、生まれて数時間で大学病院に搬送された次女。

今日にいたるまでに数度、全身麻酔を伴う手術を経験して、数年後にもまた大きめの手術を予定している。

そんな次女だったのに、ご覧あそばせ、いまやもうすくすくと大きくなってじゃっかん小太りモードである。

小さな巨人

当時の夫の言葉が滑稽に感じるほど、身体はもちろん、口も達者で生意気に育ってくれた。

彼女がいま生きてあるのは、彼女を生かそうとしてくれた、数多の手があったから。

就園し、社会に出る次女。
ここまで過ごせた数年に感謝しつつ、少しずつ広がる私自身のキャリアを、これから丁寧に、開拓しようと思っています。


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