ピタゴラスイッチにみる、「やってみる」のすごさ
さて、GWが終了。皆さんはいかがお過ごしでしたか。
今年は人の動きも戻ったようで、遠出された方も多かったかな。
我が家は、前半は実家の母が遊びに来てくれ、後半からは熊本の夫の実家へ。どこかに出かけることもせず、家族みんなで、挑んだのは…
念願の「ピタゴラ装置」作り◎
ピタゴラ装置、皆さんもご存知ですよね。敢えて説明を挟むまでもないのですが…NHKの名物番組「ピタゴラスイッチ」で紹介されるもので、文房具などを使い、多様な道を作ってボールやビー玉をゴールまで転がすあの装置のことです。
コロコロ転がるビー玉が、見事ゴールにたどり着くたびに、「作ってる人人天才やろ!」と感心しきりでした。
すごいんですよほんとうに。ありゃ緻密に計算されている。
やってみる前は、簡単にみえる
とはいえね、見てるだけだとね、私なんぞ凡人はいとも簡単(そう)に
ゴールまでビー玉が流れるって勘違いしてね。
「これ、意外とできるんじゃない」
なんて思ってる節もあり、で、娘が「作ろう」と言い出した。
ほんじゃ、家でもやってみよう!となって挑んだんですけど…
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言うは易し、
見る(だけ)はもっと易し。
行うはやはり、とてつもなく難し。
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でした。
見るだけ、とやってみる、との間
いやぁ難しかった!!やっぱりムズカシカッタ!!微妙な角度の違いですぐにビー玉が道からそれますし、傾斜が少しでも高かったり低かったりすると
ぱたりと止まっちゃう。
高さを調整し
ビー玉の大きさを変え
使う素材を小さくしたり大きくしたり…
何度も試行錯誤を重ね、制作開始後数時間後、ようやっくスタートからゴールまで止まらずにいけました!
その時の感動ったら。娘も私も(私の方が?)大声上げて喜びましたよね。
いつも感動しながら見ていましたが、これからはさらに、製作者の方たちの
工夫や苦労までも意識できそう。見る視点が、変わりそうです。それはきっと、娘も同じ。
見てるだけ、のところから自分も実際やってみる、の段階にいくと新しい発見がたくさんありますよね。
見てるだけ、と自分でいっかいやってみるのとでは
心に刻まれる思い出も
身体に残る感覚も、
身についていく知識の量も、
そしてその知識の稼働力も
もう雲泥の差があるなと思いました。
糸はピンっと張った方が勢いよく抜ける、とか、大きなビー玉が転げる速さと軽いビー玉のそれは違う、とか、そんなこと、実際作って体験してみないとわからないし気づかない。
だからなんでも、自分でやってみたらいいんやなぁと思いました。
親はその時間にじっくり付き合えるといいですね。
私はつい、何かにつけ、“急いで”しまう。ピタゴラ作りながらも、「その後のスケジュール」とかそういうものが気になって、その場、その時にある多くの気づきを、娘の中に起こった感動などもつい見落としてしまいそう。
今回、娘の制作にじーっくり付き合ってくださったのは義理のお父さんとお母さん。私と夫だけだったら、ぜったいここまで付き合えない。ありがたいな、と思います。
とはいえ子育ては総力戦!誰かにサポートしてもらいまくりながらこれからも子どもの育ちに向き合っていけたらいいなと思う所存。楽しみながらね。
最近、皆さんが「ちょっとやってみた」こと、
何かありますか?