鎖肛根治に向けて~二女、2回目の手術~
入院初日
鎖肛で生まれた二女の、2回目の手術を控えております。
※二女誕生ストーリーは
8年ぶりの出産で私が教えられたこと|ながたせいこ|note
こちらにも
お尻の穴をお腹に忘れてきた二女のこと|ながたせいこ|note
「あぁようやくここまできた」という感慨。今回の手術でお尻に穴が空いて、次の手術で、今ある人工肛門をようやく閉じることができます。
あぁ、やっとここまで。
あと40日足らずで1歳になる二女。(はやっ)この数ヶ月は長かったような、みじかかったような…
とにかくその日その日、ひたすらに
今日1日の終わりに
わははと笑えれば(ウルフルズ)
という気持ちで過ごしました。
二女はもちろん、手術のことなどつゆ知らずですが、ここ数日ものすごい食欲で。くわえてものすごくよく寝る。まるで体力を温存するかのように。
わかってないけど、わかってるのかも、そう思わざる得ない彼女の様子です。
入院Days
さて。今回の入院では、私も彼女と同室つきっきり。約2週間、家を空けます。
長女とこんなに長く離れるのははじめて。この間、義理の母がヘルプに来てくださいます。チーム・二女の体制で乗り切ろうねぇと話していました。
2週間、身体は拘束されますが、家事をしなくていいぶん、あるいみ楽なのでは…
本やら何やら、いろいろ持ち込んでみました。noteも、娘の隣でカチャカチャと。
娘と二人きり。
四六時中、ずっと彼女のことだけ見てればいいわけで。それはそれで大変かもしれないけれど人生でそうある機会でもないだろうし、せっかくだから、
思い切り二女とゆるり。まったりとフォローしようと思います。
そこにあるかもしれないものを思う
病院という場所にくると、いろいろなことを考えます。そして、感じたりも、します。
今回入院にあたって入った病院はこども専門の施設。当然ながら、娘以外の子どもたちの姿を多く、目にします。
普段なら常駐の保育士さんによる集団保育の時間や、常設のプレイルームで
他のお子さんとの交流もあったのでしょうが、このご時世、ましてや場所が場所ですから、あまり、他の方との接触はありません。
とはいえ、同じフロアにいるから、さまざまな感情、人間模様も伝わってくる。
入院する期間も、状態も、さまざま。想像するだけですが、それぞれの子、見守る保護者の方がきっと、“懸命”なのではないかなぁと思います。
「大変だな」って、同情しているのではないのですよ。いや、もちろん大変さはあります。子どもが病気やケガで入院ってそりゃね、本人も、それを支える家族も大変で当たり前。
でもそこにはきっとそれだけではないものもあるのかなと。
乗り越えた先の喜びとか、
生きて一緒に入れることの尊さも。
元気になっていってくれる希望とか。
患うことの困難だけでもない。
「いろいろな気持ちが、それぞれの人に、ある」
という、もう、1+1=2くらいに当然のことを、すごぉく身に染みて感じるのです。
病院にとどまらず、普段の生活の中にある、
気づいてないだけで、
見えてないだけで、
そこに、ある“かも”しれないものを思うきっかけを
病院っていう場所でいつももらうのです。
かも、たら、はとりあえず置いておこう
二女は良くも悪くも?病院で精密に検査してもらうがゆえに、
いろいろなことが、「わかってしまう」ことがあります。
今回の入院に際してした術前検査でも
「様子を見ていこう」と、ご指摘の入った項目がありました。
この数か月、幾度となくそういうことがありました。
そのたびに、「〇〇だったらどうしよう」と、最悪ケースを想定するってことをしてしまってた私です。
でもですね、
“それ”は、もしかすると
何の問題もないものかもしれない。
たとえ何かがあったとしても、
だからといって、
即座に対応が必要になるものでは
ないかもしれない。
逆もしかり。
最悪ベースで物事考えるの、ちょっとそれいったん休憩しますww杞憂で終わることも多いと知ったこともあり、また、想定し、イメトレすることに多少、疲弊したというのもありますww
そうかもしれない。
そうでないかもしれない。
はっきりするまでいったん休み。
未来はどうなるかなんてわからんし。とりあえず、今を整える。そんな心もちなうです。
とりとめもなく書きました。
(あ!起きそう)
さぁ、がんばれ二女。応援するぜお母さん。お尻からうんち出せるようになったら夫と2人で泣く予定。
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