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それは、自分の思う事と世間が当たり前に思う事の間にある「違和感」を知るための時間だった

私は人付き合いが基本的には苦手である。

とは言っても、小さな頃から友達は普通にいたし、たまに喧嘩はしたけれど家族とも良好な関係を築いてきたし、所謂、マジョリテイの人っぽく、普通に立ち振る舞い、生活を送ることは出来ていた。

でも、何となく、自分が思う事と世間が当たり前と思う事の間にある「違和感」はずっと感じてきた。

先日、急に思い立ち、ヒプノセラピー(催眠療法)というのを受けてきた。

そういうものがあるというのも全然知らなかったのだけど、最近気になっている事、「新しいカタチの循環型の小さなコミュニティで穏やかに暮らす」という夢のために、何か始めた方がいいのかしら、でも何から始めたらいいのか、さっぱり分からない・・・と思ったからだった。

かといって、占いで誰かに答えを教えてもらうという気分でもなく、コーチングという手法で誰かに私の答えを引き出してもらうという気分でもなく、自分の潜在意識に問いかけるヒプノセラピーが何だか一番適しているように、その時思ったからだった。

そういえば、昔は占いよく行ってたな。

不思議な力のある方に出会う事が多くて楽しかったのだけど、ある時から、「もう私にはあんまり必要ないな。」と思い、ぱったりと行かなくなってしまっていたっけ。

人の意識を扱う分野は、純粋に提供出来なければあまり意味がない。

が、それを生業とし、仕事としてしている人は、そこに金銭の授受が発生する関係上、どうしても提供する側のエゴが入り易い事は否めない。

そうなると、提供している側が、自分のために行う作業となり、受け手にとって有害なものも含まれてしまう場合が、時にある。

そんな事を思い始めた時、金銭を受け取りながら、純粋に提供する事は人間にはやや難しいだろうなと思ったりした。そしてその金額が大きくなればなる程に、人のエゴは肥大化し、あるべき方向性を見失ってしまうのではないだろうかと。

さて、さて、初めて受ける意識系?の体験。ヒプノセラピーで、私が選んだセラピストさんは私の背景にも理解を示してくれそうな男性だった。(料金は私にとっては高額に感じたけど。仕方ない。(笑))

私は、霊感はないけれど、ちょっと不思議な体験を幼い頃からしていて、今回確認したい事も、その不思議体験の一部を説明しないといけなかったから、セラピストさんは慎重に選んだ。

人を間違えると、私は「変な人」というレッテルを張られてその場を過ごすことになるので、お金を払った上、その時間が私にとってとても居心地が悪いものになるだろうと思ったから。(笑)

正しく言えば、その人を見つけたらから、「行ってみよう。」という気持ちになったのだけれど。

私は普段はフタをしてしまっているが、元は感性が豊かなタイプだからか、映画を見ているようにセラピーを楽しみ、体感はあっと言う間なのに、目覚めると結構な時間が過ぎていて驚いた。

私が今ここにいる原点を、その想いの強さを知る時間だった。

私の魂は地球を愛していた。

地球を守るためになら、この身を捧げても良いと思ってこの世界に生まれてきたらしい。

セラピストの男性は「ボランティアソウル」という言葉を使ったが、そういった人はこの世界に沢山生まれているらしい。

そんなちょっと私には理解出来ない変態気質を持っている魂だったから、なんとなく周囲の人と感覚が違うように感じて生きてきたんだな、と妙に納得出来た。

気になっていたコミュニティも、無理をしないで取り組めばいいし、やらなければいけない事があるワケでもない、ゆっくりと一歩一歩、光の道を進めばいいと、セラピーで私の心に浮かんだ神々しい金髪の人が私に言った。

「光の道を進め」というメッセージは、私の心に想いをあふれさせ、無条件に涙が流れていた。

「しばらくは好転反応で体調を崩したりするかもしれません。」と男性セラピストは言ったけれど、確かにお手洗いが頻繁でちょっと驚いた程度、後は快調な日々でほっとしている。

他のヒプノセラピーを受けていないので、比較出来ないので良く分からないのだけれど、こういうのもあるんだなと思いながら家路へ着いた。

「しばらくはあれこれ考えず、ゆったり過ごしていてください。」と言われたので、リラックスして過ごしているが、ひょっとしたら、私のように世間と自分自身の価値観の違いに違和感を感じている人は、沢山いるのかもしれないと思い、パチパチとnoteに体験を綴っている。(笑)

私の書いているこんな変態日記も、ちょっと変わってるんだね、と笑って受け流してもらえたら幸甚に思う。

そして、私の想いに共鳴する人たちがゆっくりゆっくり集まって、ゆっくりゆっくり新しい世界を一緒に創造していく、そんな未来が訪れるように。


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