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全部でアート作品として!!

 今回の作品はですね、音以外の事も含めて、僕のアート作品として楽しんで頂ければと思っています。

今回の作品の僕の考える全体像として

音楽的には、ジャズ、サーフミュージック、海、潮風を感じるもの、ハワイアン等の音楽。

文化としては、バンライフや、古いアメリカの車、ビンテージなロングボードカルチャーリバイバル的あたりの文化を含んだもの。

自分が働いている車屋さんがまさに、そういう古いアメリカの車や、バンライフ的な、バンなんかを得意としているので、自分が、この作品を作っている時にやっていた事として、作品に残したいという事。


で、カセットテープ

それを、表現するにあたって、選ぶメディアとして、配信メインな時代に、ちょっとビンテージ感のある、カセットを選ぶ事によって、上記の文化を上手く表現したいという事。

カセットテープにする事によって

「鉛筆でクルクルしたよね!」

「オートリバース!!」

「ウォークマン持ってた!!」

とか、

「カセットってどんなの??」

とか、そんな話題になるかなと、思いまして、そんなカセットテープについても、楽しんで欲しいと思っています。

カセットテープにする事によって、頭だしはできませんから、曲順だって一生懸命、全体の流れを考えて作ってますので、その流れで聞いていただけるかなと思いますし、スマホでBGMで好きな曲だけさらっと聴くという感じではなく、わざわざ聞いて頂きたいなと思っています。

わざわざ、聞いて欲しいんです!!

配信で、無料の様にさらっと、検索して聞けちゃう時代に、わざわざ聞いて頂きたいんです。カセットテープっていう物を、プレイヤーにいれて、ガチャっと押して、クルクルまわりながら、音が流れるっていう事をわざわざ、音楽に向かう姿勢をもって、聞いて頂きたいんです。

配信もいいんですが、音楽聴くときのワクワク感て、絶対あったんですよね。

CDだと視聴機に入ってたって、店頭では全部聞けなくて、どんなのが入っているかわかんないで、お金を払って、ドキドキ、ワクワクしながら、音楽を聴く楽しみってあったと思います。

それも、表現したいし、配信の時代に、その気持ちを忘れないという意味で、わざわざ聞いて頂く形にしたかったんです。

それに、単純に、カセット本体としての、デザインや、カセットの物自体も、今見るとなんか良いなと思いまして、デザインしてくれた、工藤くんには、物として置いておくだけで、オブジェにもなりそうな物と、お願いしています。

もう一点、今回の僕の作品の狙いとしては、バイノーラルマイクで、カセットテープという、ハイテクかローテクか、アンバランスな組み合わせを楽しむという点。

ダウンロードカード、Sonocaという新しい音楽のリリースの仕方も取り入れるという点でも、アンバランスな組み合わせだと思っています。

これも、車文化で見たりする事ですが、古い車に今の技術の物を使ったりして、古いけど新しい技術っていうのが、面白いなと思っています。

Sonocaに関しては、カセットテープは家でじっくり楽しんで頂きたいと思っていますが、音楽自体は身近に聞いていただきたい、という気持ちもあります。

カセットプレイヤーをお持ちでない方にも、まずは、Sonocaから、だけでも聞いて頂けるという、点でもSonocaは今回の作品から外せないと思いました。

という訳でなので、この全体的な僕の表現として、音楽だけではなくて、色んな要素を楽しんで欲しい!!!と、考えて作りました。

作ったのは音楽だけじゃなくて、全体的な表現、メッセージ、何か面白い事を!と、思って作りました。

是非、楽しんで頂ければ、幸いです!!

続く!!

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