ペットボトルキャップ回収を始めようと思った話
私の通っている大学にはペットボトルのキャップをリサイクルのために回収する制度がありません。
高校では当たり前のようにペットボトル捨て場の横にキャップの回収ボックスが置いてあったので、少し驚きました。
そして、ペットボトルのキャップは燃やすゴミとして捨てると言うことを聞いてもっと驚いたのと、同時に違和感を覚えました。
もったいない!
そこで、私はペットボトルキャップの回収システムを作ることにしました!
しかし、最初から大きな壁にぶち当たりました、、、
そもそも私の大学がある地域ではペットボトルキャップの回収を行なっている業者がないのです。
近所の大手スーパーでも回収を行なっていたそうなのですが、2021年2月をもって回収をやめてしまったそうです。
おしい、、、
どんどんリサーチを進めていくうちに、そもそもペットボトルキャップの回収ってどんな意味があるのだろうと思うようになってきました。
そこで、調べてみると意外にもペットボトルキャップの回収をやめた自治体があったり賛否両論があることがわかったのです。
実際ペットボトル回収ってどんな意味があるの?
私はペットボトルキャップ回収への反対意見をみていくうちにある問題があることに気がつきました。
それはワクチンの話とごちゃ混ぜにしていたことです。
ペットボトルキャップの回収キャンペーンは、よく回収したキャップをリサイクル業者に売却しその金額をワクチンの製作費として寄付することがあります。
見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
そしてペットボトルキャップ回収の反対派の人は、
「キャップを集めて業者に送付する送料の方が買取費より高いのならば、キャップなど集めずにその送料分だけ寄付すれば良い」
ということを言います。
しかし、これは目的によってこの意見の理論が通るかどうかが決まります。
ワクチンを作ることが目的ならば、確かに送料にかかるお金をそのまま寄付した方がいいでしょう。
ただ、ペットボトルキャップの回収やリサイクルが真の目的ならば、買取費をワクチンに回すことは全く不合理なものではありません。
さらにリサイクルの時に温室効果ガスが出てしまうのではないかと思う人もいるかもしれませんが、最近はペットボトルを回収せずに捨てるのよりもリサイクルした方が負担が少ないと言う研究結果が発表されたらしいです。
私はどうせ使うのならば、リサイクルした方がよいと思いました。
一度しか使わずにゴミになってしうのは勿体無いですよね。
さらにペットボトルのキャップは材質が均一なのでリサイクルしやすいらしいのです!
実は似たような問題を経験したことがある人がいた
このnoteは私(ちはる)となぎさの2人で運営しているわけですが、ペットボトルキャップの話をした際になぎさも似たようなことを経験したことがあると言いました。
彼女は高校でコンタクトレンズのケースの回収を試みたそうなのですが、先生からの言葉で活動をやめてしまったそうです。
コンタクトレンズのケースを集めたところで何が変わるの?
という言葉を生徒に投げかけたそうです。
私はこれは決してネガティブな発言ではないと思います。
批判的思考力があり、環境問題の根本的な解決にならないことは確かです。
とはいえ、私はこれをやる意義は大いにあると考えています。
回収されずに、ゴミの山の一部になるのか、少しでも回収してゴミを減らす努力をするのか。
世界に大きなインパクトは残せなくても、少しの違いがあとで大きな違いを産むと思います。
もちろん、それと同時に私たちの生活スタイルを見直し、根本的な解決のために取り組むことも同じくらい重要です。
今の問題点
さて、私は大学でどうにかペットボトルの回収システムを構築したいともがいているのですが、今の最大の問題点は資金調達です。
集めたペットボトルを郵送するための資金が必要です。
私の住んでいる地域には回収システムがないので、送料が高くつきそうです。
私費で出してでもやりたいくらいの気持ちですが、持続可能な活動のためにどうにか私費でなくても機能するシステムを作ってみたいものです。
また、もし私の大学でできたら近くの他の大学などへ活動を広げていきたいです。
今後も解決に向けてどんどん活動していきますので、その様子を見守っていただければと思います!
終わり
今回はゆる〜く語る感じになりましたが、ここまでにしようと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
次回の記事は来週になります!
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それでは!
5.8 ちはる