私が「色の世界」に入ったキッカケ②
色彩講師の長澤陽子です。
前回の続き
そんなこんなで、カラースクールで勉強することにしました。
今でこそAFT認定色彩講師ですが、入校当時「色彩検定」の存在自体を知らなかったのです(笑)
そもそも「今の仕事に役立てたい」というのが目的で、検定取得するつもりも、まさか色の世界で仕事をするなんて全く考えていなかったから。
まず最初に選んだのが「カラーコーディネート講座」で一年間。
私の中ではそれなりに長いなとは思いましたが、仕事に役立てるにはしっかり学ぼう!そんな気持ちでスタートです。
講座は、今振り返ると色彩検定2級~3級の内容ですね。
暗記ということではなく、単元ごとに先生が説明してくださり、それを形にして行く感じ。
配色実習や色のイメージワードから作品を制作したり、ファッションのコラージュやインテリアや景観色彩のプレゼンボード制作し発表もしましたね。
実は最初に驚いたのが、アナログ作業がとても多いこと(苦笑)
デジタルなIT業界にいた私にとっては、新鮮ではありましたが、ボード制作とかもっと効率的に出来るんじゃないかな??と
先生から「パソコン使える人は使ってもいいのよ」の一言でだいぶ気が楽になりましたが(笑)
仕事&スクールに通う日々が続きます。
そんな中、学んだ内容を少しずつ仕事の中に取り入れて行くのです。
すると、ピタッと止まっていた受注がまた動き出したのです。
これには皆ビックリ!
特に新しい機能を追加した訳ではなく、ただ学んだ通り「色」使いを変えただけ。
上司から「他のグループのも見てあげて」と言われ、ちょこっとお手伝いしただけで「0勝6敗」だったグループの「1勝」を勝ち取ることが出来ました。
この頃、私が色の魅力に取りつかれて初めていたのは言うまでもありません(笑)。
講座も終盤に差し掛かると、「検定どうする?」が共通の話題でした。
「検定やる」という仲間が増え始め、さて私はどうしよう??
インテリアやフラワーコーディネーター目指してるという人、既にネイリストやメイク関連の仕事についている人が多く、そういう方たちにとっては検定は有益。
じゃあ、私は・・・??
そもそも「仕事に役立てたい」という気持ちから始めた勉強。
色の勉強は楽しいし、もうちょっと勉強したい気持ちもある、でも、私の目的は仕事に役立てることだったでしょ、こんなことが頭の中でグルグル回っていました。
が、ある一言で「検定受験」を決めることになるのです。
その一言とは~、続きはこちら▼