色彩検定3級 合格へのポイント〝1〟PCCS
色彩講師の長澤陽子です。
色彩検定夏期検定まで1カ月を切りました。
勉強の進み具合はいかがでしょうか?
不安…という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ということで、数回に分けて【合格へのポイント】をお伝えします。
PCCSは完璧に!
3級には大きな山が3つあります。そのうちの1つの山がPCCS。
毎回必ず出題され、色を学ぶ上での基本中の基本です!
専門用語が多いですが、ここをしっかり理解をしておかないと他の単元に進んだ時に苦しくなりますよ。
ではチェックしておくべきポイントです。
①色の三属性(色相・明度・彩度)
色相・明度・彩度の意味は理解出来ていますか?
それぞれ英語では?
例えば「高明度色、低彩度色」どんな色か分かりますか?
*色を見て答える問題も出題されます。カラーカードを使って色感を高めておきましょう。
②色相環
心理四原色、心理補色は理解出来ていますか?
色相環をテキストを見ないで書くことができますか?
*色相環は書けるようにしておきましょう。
③トーンのしくみ・トーンマップ(トーンの概念図)
純色、清色、明清色、暗清色、中間色(濁色)は理解できていますか?
トーンとは?
トーンマップをテキストを見ないで書くことができますか?
*トーンマップは書けるようにしておきましょう。
④PCCSの特徴
PCCSを日本語で言うと?
PCCSの大きな特徴は何ですか?
*今までのポイント。怪しい所はテキストで必ず確認しておいてくださいね!
過去問題は早めにチャレンジ
過去問題は必ず入手して早めにチャレンジしておきましょう。
*PCCSに関する問題は、問題(4)と問題(5)。
やってみると、どんな問題が出題されるのか、どこを勉強しておけば良いか分かりますよ。
公式テキストは必ず入手
今ご覧いただいている方は大丈夫と思いたいのですが、公式テキストは必ず入手することをおススメします!
【注意1】市販の参考書のみで学ばれている方
確かに公式テキストに対応されているとは思いますが、やはり印刷した色が異なったり、全てが網羅されているとは限りません。
特に図版などは公式テキスト掲載のものがそのまま出題されることがあります。市販の参考書や問題集は、あくまでも公式テキストのプラスアルファですよ。
【注意2】市販の参考書を古本で購入して学ばれている方
少しでもお安く学びたい気持ちは分かります。ですが、公式テキストは2020年に改訂されています。今お持ちの参考書、改訂版に対応されているものですか?
公式テキストが改訂になったことで、旧公式テキストと内容・範囲が異なっています。せっかく勉強しても、改訂版の内容に合っていなければ意味がありません。古本で購入された方は良く確認をしてくださいね。
それでは「合格」に向けて頑張ってください!!
また時間のある時にアップします。