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私が「色の世界」に入ったキッカケ⑧〈色彩講師編〉

色彩講師の長澤陽子です。

前回の続き

まさかの、ITボランティアからカラー講座開催!?

その当時の私は、ITの仕事を少々、カルチャー講師を2週に1回、で、時間のある時にITボランティア。そんな日々を過ごしていました。

少しずつボランティアにも慣れ、担当の職員の方ともコミュニケーションを取りつつ少しずつ仲良くなって来たある日。

その日は、かなり暇な日だったのです(笑)。

ITインストラクターとしても仕事をしていた関係で、担当職員の方から「どんな風に仕事をしているのか」等々、いろいろ質問をされたのです。

で、「実はカラーで仕事をしたいと考えてるんです」と話した所、「だったらITボランティアとして講座をやってみませんか」と持ち掛けられたのです。


「ビジネスカラー講座」を担当することに!

なかなかこんなチャンスは滅多にない。すぐに企画書を作成し、担当職員さんへ提出&説明をしました。

その時の条件は、「パソコンを使用したカラー講座であること」でした。

元々、WordやExcel、PowerPointを使ったビジネス文書は以前の仕事で嫌というほど作って来たし(笑)、いつかはビジネス系のカラー講座も出来たらなと思っていたので、もう願ったり叶ったり。

講座はofficeの使い方ではなく、色の選び方、組み合わせ方、そして色を使った魅せ方の内容となりました。


いよいよ「ビジネスカラー講座」当日

思いのほか多くの方が集まってくださり、パソコンルームがいっぱいになりました。

最初にプロジェクターを使って説明。その後、実際にパソコンを使って実習。最後に、それぞれのカラーリングに対してのアドバイスや講評。

とても評判も良く、その後数回実施していただき講師としての仕事の楽しさを実感して行くのです。


が、その担当職員さんが別の施設に異動になることに・・・。

ショックでした。これでもう講座をすることは出来ないのかと。

ですが、その後またその担当職員さんからの連絡が。

「今度はウチの施設でカラー講座をお願いできませんか」と。

以前はITボランティアという立場での講座でしたが、今度は色彩講師としての正式なご依頼。

ちょうど夏に差し掛かっている時期で、「夏休みの子ども向けカラー講座」は出来ないだろうかとのご相談。

実は、お世話になっているカルチャーで前の年に「夏休みの子ども向けカラー講座」を実施したのですが、これが大好評で今年もお願いしますと言われていた所でした。

すぐに企画書と前年実績をまとめ担当職員さんと打ち合わせ。即決で開講が決まりました。

その後も夏休みは子ども向け、一般の方に向けには季節に纏わる日本の伝統色講座や、他施設からも依頼を受けビジネスカラー講座等のご依頼が入るようになり少しずつ色彩講師としての実績を積み重ねて行きました。


学校でも教えてみたい気持ちが強くなる

実は当初から「目標は学校で教える」ことでした。

ですが全くの実績ゼロでは無理な話。

少しずつ講師としての実績が出来て来たことで、それがより強くなったのです。

そしてAFT(色彩検定協会)認定色彩講師取得を目指そうと心に決めました!


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