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戦国の夢、現世の影
2025年1月11日 帰って来やがった!裏名古屋大会! 妄想憑依型スラムで読んだ詩
一、
われは戦の鼓動に生きし者、
己が命を賭け、夢を追いし時代。
関ヶ原の霧深く、血の匂いに染まりし地、
誓いも虚しく、
裏切りの風は吾の軍旗を散らした。
二、
目を失いし吾は、光を見ずとも、
戦の果てを知らんと願う。
心の闇は深く、夜の闇月をも越え。
輿に乗りし吾は、
見えざる闇の中に、
人の真実を見出した。
三、
汝の名は秀秋、
共に戦を誓いし汝、なれど裏切りの道を選びたり。
その心は揺らぎ、薄氷を踏むがごとし。
されど、吾は恨まず、
汝の弱さを、ただ憐れむのみ。
四、
吾の道は、戦の終焉にあり。
友と散りし者ら、
再び会う日を夢見つつ、
静かなる黄泉へと還る。
隆貞の刃は、吾を安らぎへ導けり。
五、
今、この世に蘇りし吾は、
汝らに問う、
戦の形は変われど、
争いは絶えぬものなり。
国と国が刃を交えずとも、
人の心は今も揺れ、
新たな戦の火種が灯り続くや。
六、
戦国の夢は遠く去りしも、
争いの影は絶えることなし。
真の武士とは、ただ刃を持つ者にあらず。
己の誠を胸に抱き、
人を信じ、未来を切り拓く者なり。
七、
今この世に生きる汝らよ、
争いを終わらせる術を知れ。
平和とは、外に求むるにあらず、
己の内に見出すものなり。
他者の闇を責むる前に、
己の心の中を照らすべし。
八、
吾は還る、黄泉の静寂へ。
この詩を最後の言葉とし、
汝らの胸に響かんことを願う。
争いを越えし声と共に、
共に未来を切り拓け。