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マスクの内側、毛羽立ちませんか?
前回の素材に関する記事の続きです。
布を知ろう、布を選ぼう。
https://note.com/hariworld/n/n8e170f4b2c43
クールマックスの良さをもう少し語らせてください。
お洗濯を繰り返しても、毛羽立ちがほとんど出ません。これは繊維が丈夫だからです。撚(よ)りの甘い糸ですと、お洗濯や使用によりすぐ「くたびれて」ボソボソになります。
洗濯したらマスクの内側の布が毛羽立って、お鼻がむずがゆくなった経験はありませんか。会話が欠かせないお仕事の方からは、唇まわりの布との擦過ストレスも多いとの声をよく聞きます。肌当たりが柔らかくなおかつ洗濯に耐えうる(相反する条件をそなえた)素材を選ぶことは作り手として必要だなあと思っています。
お作りになる時、またホコリに敏感な方へのマスクは毛羽立ちの少ない生地を選ぶと快適です。
前述のマスクを脱水した直後のようすです。表布のシワのない様子をごらんください。
✳︎内側のクールマックスは、リップルというデコボコの組成です。肌への密着が軽減され、さらっとしているので今夏のマスクに使用しています。
✳︎クールマックスには平織り、ニットなど色々あります。
水にぬれているのでやや透けています。
ポリエステルは非常に縮みにくいので、いつのまにかサイズが合わなくなっちゃた…という心配もありません。
さあ、お外に干しましょう。洗濯バサミはゴム紐でなく、布を挟んでね。
完成品をご入用の方、ご入金方法など本当にレトロですがそれでもいいよという方はTwitter
たくまの@夏マスク多め @e0mwzxy5pM2jklp
にてご連絡ください。
Mサイズ・Lサイズ共に一枚¥1,000でご用意いたします。
送料: ¥180(スマートレター。ポストへのお届けです)
表布はいろいろなご用意があります。男性のビジネス向きのグレー系、さりげないお洒落な細かいハウンドトゥース(ミジン千鳥)、細いストライプなど。折々載せますのでご覧ください。
使用針…オルガン9番
使用糸…シャッペスパン60番
パターン…オリジナル
お読みいただきありがとうございました。
布がだいすきな仕立屋のお話です。