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会話を知らずに大人になったら
夫の両親は会話が成り立たない。
2人共そんなだから互いに気にならないようで、本人同士は問題ないようだ。
* * *
そんな親のもとで放置されて大きくなった夫なので、もちろん会話の組み立て方を知らない。
自分が発言したあとに私が「うん」と返事したり
感想を言う1〜2秒を待つことをしない。(待つ事を知らない)。
相槌を打つ暇さえ与えない。
何十年もそのことを時に柔らかく時にがなりたてて指摘するも
完全に修正されることなく老年期に入ってしまった。
「会話のキャッチボール」という言葉も知らなかったし
「人の話を聞く」
事もできないし
まして「話題に即した返事をする」
ことはほぼできない。
ちゃんと聞いてほしい。
貴方が発言を一つしたなら、
私は返事をするので
一息ついて私の返事や言葉を聞いてほしい。
自分の話を聞いてほしいと思うなら、
他人が相槌をうつのを「聞く・待つ」のは
会話のマナーであると教え続けている。彼の思考に定着しないけれど。
貴方はいつも(特に電話と、お酒を少しでも飲むと)
ばーーーーー!!ーーーーーーーーーーーー!!!!!!
ーーーーー!!!!!!!!!
っっと一人で喋り続けるので聞いていてしんどいのと、会話にならないのがとても辛くて寂しくてつらい。と今回も伝えた。
何百回目だろう…
「二人でいるのに貴方ばかり喋って一人っきりでいる感じ。
貴方はテンション上がりやすく私を置いてけぼりにする。悲しい。」
今回もLINEで文字にして伝えた。
文字にすると彼の頭にも少し入り込めるようだ。
「何度も読み返してほしい」
とも付け加えておくと、効果がやや上がる。
夫を育児する。何十年も本人に言っている。人によってはとんでもなく失礼な!と感じるだろうが、この人は
「分かってもらう」レベルではないのだ、、
人としての情緒が欠損したまま大きくなってしまっているのだ。
「私は貴方のこと、社会人に育て上げるまで死ねません」
と結婚直後に宣言している。
この人のことを嫌いではないので
これからも多分死ぬまで、育児し続けるんだろうな。