
ハリ書房は、新刊の移動書店です。あなたに「ササル」一冊をお届けしたい。そんな想いで選書しています。店内にある、古典、児童書、絵本は、親子でそして、中高生の皆さんに、読んで欲しい本を中心に選んでいます。一冊一冊の本は値段がつけられないくらい価値がある宝物だと思います。 言い換えると、一生付き合って欲しい本です。どこか懐かしい変わり種の本、大人になっても読める絵本、親子で読んで欲しい絵本、読み直して欲しい児童書、大人でも難しい古典は背伸びをして今知って欲しい本達です。2020年3月オンラインストアとしてスタート、7月から本格オープンしました!2020年5月、新潟市西区五十嵐中島にハリ書房本店 実験オープン開始 ※金、土、日、13時〜18時営業中 2021年6月、移動書店ハリ書房スタート2022年8月、神保町に店舗、ハリ書房バックヤード店神保町オープン(東京都千代田区神田神保町3−10 宝栄ビル302)※土、日、月、移動書店出動のため不定期です。来店時はご注意下さいませ。2024年2月、ハリ書房バックヤード店内に間借り書房プロジェクト開始間借り書房いりえオープン2024年6月末まで、2024年3月、神保町にブックカフェ 月花舎・ハリ書房をオープン(東京都千代田区神田神保町3−5ニュー徳栄ビル1・2階)このオンラインストアの本達は、バックヤード店 神保町にある移動書店の店頭在庫であるため、本屋さんのない街や、本屋さんの少ない地域の子どもたちに出会うために、ハリ書房店主ハリーと一緒に長旅をして来ている本たちです。 多くの人と出会い、擦れ汚れ等がある場合があります。それもこの本とあなたの出会いの物語として、ご購入いただければ幸いです。📚取材やご支援応援いただける方はお問い合わせよりご連絡くださいませ🦔当店収益の一部を子どもの支援をしている団体に寄付しております。
夢をかなえるゾウ1
『夢をかなえるゾウ』著者 水野敬也 株式会社文響社 2022年平凡なサラリーマンである僕と、関西弁を話す象の姿をした神様、ガネーシャとの笑いあり涙ありのお話です。いくら頑張ってもなかなか成果がでずもがき苦しむ僕に、破天荒なガネーシャが人生を変える29の課題が与える。こんなことで人生が変わるのだろうか?と疑問を抱く僕。次第にその課題の真の意味に気付き、ガネーシャの教えを通じて自分の夢を叶えるためのヒントを得ていく。成功したい、変わりたいけど何をすれば良いか分からない、なかなか行動に移せない人に読んでほしいです。自己啓発本が苦手な方、読書が苦手な方でも、ストーリー仕立てで漫才のような掛け合いがあるので、親しみやすく必ずあなたに刺さる言葉があると思います。評・R.A
¥1,590
一九八四年[新訳版]
『一九八四年』著者 ジョージ・オーウェル株式会社早川書房 2021年主人公のウィンストンはオセアニアという市民が常に監視されている超大国に暮らしています。ウィンストンは心理省というところで働いていて、新聞記事や過去の記録などの改ざんを行っています。ウィンストンは次第に、彼の周りを取り巻く超監視社会という環境に疑念を抱くようになり、反体制的な行動を取るようになっていきます。常に大きな権力によって監視されている社会の中で、反抗する術を模索していく様子が印象的です。最悪な環境の中で冷々に希望を見いだしていく様子と、監視社会の恐ろしさが最後まで感じられる作品です。評・R.S
¥990
同志少女よ、敵を撃て
『同志少女よ、敵を撃て』著者 逢坂冬馬株式会社早川書房 2022年舞台は独ソ戦最中の 1942年、ソ連の農村に暮らす少女セラフィマはドイツ軍に襲撃に遭い村や家族を一瞬にして失うことになります。そして、赤軍の女性兵士イリーナによって女性狙撃手の訓練学校に身を置くことになります。セラフィマは、赤軍の焦土作戦として自分の村を焼き払ったイリーナと母親を殺害したドイツ兵イェーガーへの復讐のため、教官であるイリーナのもとで戦いの道を選びます。物語が進むにつれ、スターリングラード、ケーニヒスベルク包囲戦など激戦区に赴く中でセラフィマの心情にも変化が訪れます。戦争という極限状態によりもたらされるセラフィマの変化が成長というには恐ろしく、心苦しいものに感じました。評・R.S
¥2,090
汝、星のごとく
『汝、星のごとく』著者 凪良ゆう 株式会社講談社 2023年島育ちの暁海と自由な母の恋愛に振り回されて島に転校してきた櫂。ネグレクトやヤングケアラーといった現代の社会問題に阻まれ、互いに惹かれ合うものの人生を思うように歩めない2人。東京に出ようと誓うが、度々すれ違い、成長していく。自らを生きるために彼らが下した決断とは。生きること、正解、不正解、幸せ、不幸せとは何なのか。言語化しにくい人間の奥底の感情が忠実に再現されており、恋愛だけでなく、様々な愛の形が描かれています。美しく綴られる文章から浮かぶ情景、心理描写によって、一気に物語の世界観に引き込まれます。それぞれの価値観、心情、人間の弱さ、生き方が交差して感情が揺さぶられる作品です。評・R.A
¥1,760
手紙屋 ~僕の就職活動を支えた十通の手紙~
『手紙屋〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜』著者 喜多川 泰株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 2024年大学四年生の諒太は、就職活動に出遅れていた。ある日書斎カフェでとある広告をみて、「手紙屋」の存在を知る。十通の手紙をやりとりすれば、夢を実現させてくれるという。平凡な人生を変えたいと!と文通を始め何のために働くのか、自分に向いてる仕事とは、悩みを相談する諒太とそれに答える手紙屋。文通は、単なる励ましではなく、はっとさせられる言葉ばかり。主人公は就職活動を乗り切ることができるのか、手紙屋の正体とは。小説でもありながら自己啓発、ビジネス本とも受け取ることができる、学びや気づきが多い作品です。就職、転職活動、仕事に悩む方、学生から大人まで、一歩を踏み出すために背中を押してくれる1冊となっています。評・R.A
¥1,650