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【必見!】電気鍼の特性

こんばんは。

とある鍼灸師です。

鍼治療を受けたことある方の多くは、痛いところに鍼を刺す治療を受けていると思います。

なかでも痛いところに刺したあとに電気を流す治療があります。

いわゆる電気鍼ってやつですね。

今回は、その特性を考えていきたいと思います。

1.治療目的は筋肉がメイン

電気鍼は、鍼に電気を流すことで筋肉を動かして、筋肉をやわらかくしていきます。

整骨院や整形外科にある電気治療みたいなものと考えていただければわかりやすいでしょうか?

鍼の場合だと、よりピンポイントで動かしたい筋肉を動かします。
もちろん、治療技術も必要です。

筋肉は電気信号で動くので、ダイレクトに刺激が伝わります。

刺激が加わると、血液の流れがよくなるので筋肉のコリや張りは緩和されます。

痛いと感じるときというのは、内臓によるものもありますが、筋肉によるものが多いです。

筋肉のコリや張りが腰痛や肩こりの症状をつくっているので、ダイレクトに痛いところに治療できれば、症状はよくなると推測できます。

2.効果は人によりけり

電気鍼を経験した方のなかには、症状がひどくなった・刺した場所が痛くなった・だるくなったなどありませんか?

はっきり言います!

症状がひどくなったり、刺した場所が痛くなったところというのは、筋肉が傷ついている状態です。

傷ついてなければ、痛くはなりません。

電気を流して筋肉を動かすことは、刺激がかなり強いです。
その刺激に耐えられないと、筋肉は傷つくばかりだし、治療後のだるさも強くなります。

昔の鍼灸治療は、わざと傷をつくることで免疫力を高めると言われていました。
確かに、傷をつくることで免疫は活動的になります。

しかし、無理やり傷つけなくても免疫を高める方法は、いくらでもあります。

それに傷つけることで感染症のリスクもあります。

電気鍼をやって症状が悪化した方は、刺激に対して耐えられないカラダだと考えられるので、あまりオススメはしません。

もちろん、電気鍼をして楽になってだるさもなにもなくなったという方も多いです。

それはそれで良いことです!

ただ、刺激に耐えられない人が、電気鍼をして具合が悪くなってしまい、そのまま鍼を嫌いになってしまうのがすごく残念でもったいなく感じます。

3.最後に

鍼灸治療は、いろいろなやり方や考え方があるので、一概にこれをやったらよいということは言えません。

しかし、自分のカラダの状態なのかどの程度の治療の刺激なら有効かを見定める必要があります。

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