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親ガチャ、失敗ってなんだろう①

こんにちは、そしてあるいはこんばんは、おはようございます。
悩める子羊、まどかです。
この度、stand.fmで声の発信を始めました!
読むのは面倒…という方や、聞く方がいいなと言う方、ぜひぜひ遊びに来てください♡


それでは、いきなりタイトルがアレですけれども…笑
今回は「毒親」や「親ガチャ」について、過去のじぶんノートから出した私の答えを書いていきたいと思います。

毒親とは何なのか。

まず、毒親の定義とは?


一般的には、子どもを支配したり、傷つけたりして、子どもにとって「毒」になる親のこと。スーザン・フォワードの著書『毒になる親 一生苦しむ子ども』(講談社刊、玉置悟訳)が話題となり、この本をきっかけに生まれた俗語だとされています。
毒親の特徴は、主に過干渉、過度な管理、支配、価値観の押し付けなど。子どもにとってストレスとなるような言動から、ひどい虐待行為まで「毒」であると指摘される親の行動の範囲はさまざまです。

https://allabout.co.jp/gm/gc/479721/

この、「毒」である行動が様々だから、少々困りました。
セクハラと同じで、どこからセクハラなのかは受け手側にゆだねられるわけですもんね。

毒親=親ガチャ失敗なのか?

これもまた、ムズカシイなと思います。
もちろん、自分にとっての一番の保護者であるはずの親が虐待をしたり、ネグレクトなどあからさまな「毒」であれば、それは親ガチャ失敗だと言われそうなものです。
でも、とっても裕福で、なんでも自分の望むものや希望を叶えてくれる親であっても、その子がそれを窮屈に感じたりプレッシャーになるなら、それもまた親ガチャ「失敗」なのかもしれません。

ようするに、どのような親であれ、子どもが「毒」と思えばそれはどんなにいい親でも「毒親」になってしまう。
第三者が決めるものではない、「毒親」とはその親の子どもにしか決められないものなのだ
と私は思っています。


親ガチャ成功ってなんだろう。

失敗という単語があるなら、成功もあってよいと思いますが、私はあまり聞いたことはありません。皆様はどうでしょうか?
要するに、自分にとって不都合な事実や境遇があるからこそ生まれる言葉だと思うので、親ガチャなどという単語に出会わない人こそ、自覚のない「成功」なのかもしれませんね。
自覚がないからこそ、そのような言葉も生まれないのかなと。


親が「毒親」だと決めたのはなぜか。

私は大学生の頃に、自分の親が「毒親」だったのだと決めました。
なぜかと言えば、それは、私は悪くなかったのだと気付き、私が遠慮なく被害者だと自覚するためには、親を悪者にする必要があったからです。

どこか解放されたような爽快感と同時に、大きくずっしりとした罪悪感のようなものが新たにのしかかったのを覚えています。

私は親ガチャ失敗だったのか?

私の親は、当時確かに「毒親」に分類されるに値する人でした。
身体的虐待はないにしても、必要以上に叱りあげ、人格を否定し、私という存在が心底疎ましいのだろう、いっそのこと生まなければよかったじゃないかと、子どもに思わせるほどには。

当時のノートには、
思春期に誰しも通るであろう親がウザいという気持ちと、どうしてそんなに私が否定されなくてはならないのかという疑問、悲しみ。
自分の味方は誰もいないのだと思って涙が止まらなくて、つらくて、しょげかえってた自分がたくさんいました。

でも、やはり私は親が好きで、大切で、幸せでいてほしかった。
叱られる私が悪いのだ、私がもっといい子で迷惑をかけないイイ子でいなくては。こんな自分だからダメなのだと泣いて、一人でキレて自己嫌悪して、葛藤する自分が一番多かったです。

でも、今の私は当時の私にこう言ってあげることができます。
「あなたは親ガチャ失敗なんかじゃないよ」って。

今の私は、あれほど帰りたくなかった実家に帰り、
自分の家なのに緊張して、いつ叱られるかとびくびくすることもなく、
安心して過ごせているし、親と毎日しょうもない話して心から笑ってるよ。

第一弾はいったんここまで。

もちろん、いろんな親子関係があることもわかっています。
もう関係なんか修復できないわ。っていう人々ももちろんおられる。
繰り返しますが、どんな親であれ、あなたが思うなら毒親でいいんです。
私は、結局親は大切なんだから、毒親なんていうのはやめよう!という気はさらさらありません。(笑)

かつての私の親は毒親でした。
でも、いまはもう毒親ではありません。
もう、私がその言葉で親を悪者にする必要がなくなったからです。
私は、自分が被害者で親が悪者だという構図から解放されたことで真に楽になれました。

どうしてそう思えたのか、これから綴っていこうと思います。
この経験が、だれか今親を嫌いになり切れなくて悩んでいるひとや、まさに自分が親で子どもとの関係に悩んでいる、という人に少しでも気付きになればいいなと思いながら。

それでは、また。
読んでくださってありがとうございました。



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