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車の中は俺だけの空間だ

ここ最近、ちょこちょこと遠方へ行かねばならぬ用事が多くなり、今日は関西まで足を伸ばしておりました、はりはりみなとです。
往復六時間以上。関西滞在時間二時間だったので、必然的に車中の時間ばかりな今日一日でした。

私は、車の中で一人の時は、比較的大きな音で音楽を流しながら運転しています。

そこで本日は、今日の車中で流していた曲を紹介していきたいと思います。
曲単位で聞くということは基本的にしなくて、アルバムで一つの作品だと思いがちな所があります。
でも、アルバム紹介だと冗長になりがちなので、一曲ごとにするとします。



宇多田ヒカル/道

基本的に私は女性ボーカルを聞かない性質ではあるんですが、宇多田ヒカルさんと後述のお一人は別です。
宇多田ヒカルさんの声質って、
「消え入りそうなのに芯がある」「切ない声なのに力強さがある」
そんな天性の声を持った方だと私は認識しております。

目に見えるものだけを
信じてはいけないよ
人生の岐路に立つ標識は
在りゃせぬ

声もそうですけど、歌詞もすごいんですよ。
最近思うのは曲、アレンジも大切ですけど、やっぱり歌詞に救われることが多くなってきたなあ、年だなあと思います。


椎名林檎/アイデンティティ


東京事変結成後は、まったく聞けてないんです。
なぜなら、椎名林檎初期三部作が神がかり過ぎてお腹いっぱいだから。
『無罪モラトリアム』『勝訴ストリップ』『加爾基 精液 栗ノ花』
(私のとあるフォロワーさんが喜びそうなタイトルばかりですね(^^)笑)
上記三つのアルバムは、それぞれ独自の個性があり、なおかつ狂気です。
特に『加爾基 精液 栗ノ花』収録の「葬列」。これはヤヴァイ。必聴です。
大体心が病みガチな時は椎名林檎を聞く傾向にあります。


Vaundy/東京フラッシュ

シティーポップって言うんですかね?詳しくないのでわかりませんが、最近妙にはまってます。
このお方、19歳らしいんですよ。末恐ろしいったらありゃしないって感じですよ。


きのこ帝国/東京

東京への憧れでもあるんですかね?
続けて東京とは都会への憧れ以外の何物でもありません。
雨の日のドライブは大体これ聞いてます。
切ない曲ですけど、なぜか希望を感じることのできる名曲です。


ポルノグラフィティ/ギフト

最初に空を飛んだ鳥は
翼を広げた格好で
どのくらい助走をつけて
地面を蹴ったんだろう

運転をしていると、多種多様な鳥さんが視界に入ります。
ものすごい雨に打たれながらも、懸命に翼を広げてはばたく鳥さんの姿を見るたびにこの曲が聴きたくなります。
最初に「よし俺飛ぼう」と考えた鳥はどういう思考回路だったんでしょう。




「ファーストペンギン」という言葉があることを最近知りました。
ある種のペンギンは、氷の上から海に飛び込む時に、仲間の一匹を蹴り落とします。ペンギンにとっての天敵のシャチが海に潜んでいないかを確認するための行動です。落としたペンギンが無事ならば、みんな安心して海に入っていき、餌を探すそうです。
しかし、最初に海に入ったペンギンは、そこに天敵がいなければ最も多くの餌を獲得できるという利点もあります。
そうしたことから、新しい挑戦をする先駆者は、リスクがあるけれど、新たな時代を切り開くことができるということから、「ファーストペンギン」と呼ばれるそうです。

最初に空を飛んだ鳥は、未知の領域を経験し、後に続く者に道を示しました。
中には、「俺行けるかも」と思ったけれども、飛ぶことができず地面に叩き落とされた鳥もいたでしょう。
それでも最初の一匹がいたからこそ、鳥は飛ぶことを覚え、現在に至るまで進化をし続けているのだと思います。
(完全に私の妄想です。鳥の進化の過程については諸説ありです)

そんなことを数々の名曲を聴きながら、ぼんやりと鳥を見て道中を楽しんだ今日一日でした。

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