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《絵本レビュー》おもちのきもち
こんばんわ!2日になりましたね。
初詣に行ってきたんですが、誰もいませんでした。
(まぁ今の時期、人が少ない方が安心しますけどね。)
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【おもちのきもち】です。
作者は、かがくいひろしさん。
初版は、2005年12月です。
《ストーリーについて》
おもちだって、いろいろ悩みがあるんです。
お餅つきでは、ペッタンペッタンとなんども頭を叩かれて、のばされたり、ちぎられたり、と散々です。
食べられたくない鏡餅は、逃げ出すことにしました...。
さぁ、どこまで逃げるのでしょうか?
餅の気持ちが垣間見える、お正月にぴったりの物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、鏡餅がドンっと座っている絵で正月感漂うめでたい雰囲気がすてき。
②見返しのページも、お餅のいろんな形がたくさん描かれていて面白い。
③題字の文字は、おもちっぽいフワフワしたオリジナルフォントでランダムにレイアウトされているところがカワイイ。
④絵も、結構リアルに描かれてあり、餅の感触や柔らかさが伝わるところ。
⑤文は、擬音語がたくさん使われていて、小さい子も楽しめるような工夫がされているところが良い。
⑥冒頭から、餅ができるまでの過程も描かれているところがステキで、子どもたちの学びにもなるところ。
⑦さらに、お餅の食べ方まで描かれているところもステキ。
⑧お餅が擬人化されていて歩きだすところとか、お餅の伸びる感じがリアルで面白い。
⑨お腹がすいて自分自身を食べるところにはビックリするし興味津々になる。
⑩最後は、鏡餅が道端で固まってハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『おばあちゃんちでさ、おもちつくったよね?しってるよ?つくりかた!』
『おもちが、じぶんのことたべてるよー、うんちになるのかなぁ♡』
『おもちが、タイヤになったねー!?』
って、言ってました。
わたしは、お餅の苦労といいますか(笑)まぁ、そのぉ、あのぉ、労いたい気持ちになりながら読み聞かせしましたね。
《おしまいの言葉》
だいたい、鏡開きの時はカビカビになっているウチの鏡餅さん。
年神様も、カビカビ鏡餅じゃ宿りそうもありませんよね。(笑)
だいたい、1月11日なんて長すぎます!
はやく、たべとーございます(^^)
丸い形は家庭円満、重ねた姿は一年をめでたく重ねるという、意味があるみたいでお正月の行事って特別感たっぷりですよね。
まるで、それで1年間の運が決まるかのように。
今年は、カビカビ防止するぞーーー!
エイエイ2021ぃ〜!
☆彡
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