《絵本レビュー》チョコたろう
こんばんわ!
2021年最初の満月ウルフムーン皆さま見られましたか??
優しい光が気持ちが良い夜でございます。
いかがお過ごしでしょうか?
もう、1月も終わりますね。
また、寒くなるみたいなので体調管理気をつけましょうね。
んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は【チョコたろう】です。
文は、森絵都さん。
絵は、青山友美さん。
初版は、2016年3月です。
《ストーリーについて》
主人公は、チョコから生まれたチョコたろう。
一人前のチョコになったチョコたろうは、苦いものや辛いものに世界が負けないように、あまいチョコをみんなに配るため長い旅にでました。
ケンカの仲裁にチョコをあげたり、泣いてる子にチョコをあげたり、今日も明日もチョコを配ってまわります。
そんなある日、町中のみんながチョコたろうのチョコを求めて押し寄せてきました!
理由は、盗賊団が....!?
心優しいチョコたろうのハートフルな成長物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、元気いっぱいのチョコたろうがチョコを持っている絵がなんともキュート。
②見返しも、チョコたろうが旅をする地面の色っぽくて連動性がある。
③題字の文字は、チョコレートっぽい色でモコモコして、美味しそう。
④絵も、江戸時代さながらの着物を着ているキャラクター達が個性豊かで面白いし、でてくる食べ物も全て美味しそう。
⑤文は、チョコたろうの話し言葉の中に、『チョコをちょこっと』みたいにダジャレが満載。
⑥ドラえもんのポケットみたいに、チョコたろうの巾着の中からいろんなチョコが出てくるところがおもしろい。
⑦ケーキやプリン、おしるこ、それからくっきーやお団子など、美味しいスイーツも、たっくさんでてくるところも嬉しい。
⑧チョコたろうの涙も、もちろんチョコで、その涙がこの物語のキーポイントになるところ。
⑨登場するキャラクターが全員食べ物というところが素敵!!
⑩最後は、チョコたろうがまた旅をつづけてハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『チョコたろうのママもチョコ???かおしろいから、ホワイトチョコ???』
『チョコたろうってさ、やんちゃなのかな?こどもなのかなー』
『とうぞくだんもさぁ、みんなかわいいねぇ〜ゆるしてあげよーねー♡』
って、言ってました。(笑)
わたしは、ひたすらチョコたろうのちょこっとしたチョンマゲが可愛くって仕方なかったですね〜。
あの、しょんぼりした時のチョンマゲの下がり具合も愛しかったです。
《おしまいの言葉》
人助けを純粋にしている、チョコたろう...かっこいいですよねぇ。
偏見の先の偏見について考えすぎたりすることがあります。
本当の、偏見がないことってなんなんだろう。わたしは、まだまだそこには辿り着けません。
チョコたろう先生とお呼びしとーございます!
☆彡
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