《絵本レビュー》どんなにきみがすきだかあててごらん
こんばんわ!
今日はですね、吹雪です。
ほとんど、ホワイトアウト状態です(笑)
明日も、気温が下がるみたいなので、一緒に気をつけましょうね。
んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は、【どんなにきみがすきだかあててごらん】です。
文は、サム・マクブラットニィさん。
絵は、アニタ・ジェラームさん。
訳は、小川仁央さん。
初版は、1995年10月です。
《ストーリーについて》
小さな茶色い野ウサギは、おやすみの時間で大きな茶色い野ウサギの長い耳につかまってベッドへ行くところです。
2匹は、どんなに相手のことが好きかを身振り手振りで伝え合います。
でも、どうしてもデカウサギに勝てないとおもったチビウサギは....
2匹の心温まる愛のお話です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、デカウサギの耳をチビウサギが持って話している様子が描かれていて楽しそうにみえるところ。
②見返しも、野ウサギたちが住んでいる野原のような緑の用紙が素敵。
③題字の文字は、水彩画で丸い書体が野ウサギ達の優しい性格と連動していて可愛らしい。
④絵も、野ウサギの動きが本物のウサギっぽくてイメージできるところ。毛並みのディテールもリアル。
⑤文は、私の方がこれくらい愛してるって言うように、ボディランゲージで伝え合っている表現が愛しい。
⑥茶色い野ウサギを主人公にしているところが素敵。野生のウサギの方が想像力がありそう。
⑦チビウサギが、デカウサギのことを羨ましく思っているところが可愛い。
⑧2匹の会話が愛でしかないこと、そしてその愛を精一杯伝え合っているところが素敵。
⑨背景も、自然がたくさんで、伸び伸びと生きていることが伝わる。
⑩最後は、デカウサギが眠ったチビウサギにキスをして、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『てをいっぱいさ、ひろげるところがおもしろいよね。』
『ちいさいうさぎが、かわいいー♡わらってねてるねぇ』
『うさぎってさ、つきにもいけるの?』
って、言ってました。(笑)
わたしは、二人の関係性が読み手によって変わるんじゃないかなぁって思いながら読み聞かせをしました。
《おしまいの言葉》
デカウサギとチビウサギって言う表現が面白いですよね。
なので2匹は、親子にも見えるし、恋人や兄弟にも見えます。
単純に大きさから言えば歳の差はあることはわかります(笑)
月を見ながら物思いにふけるところとか、人間っぽいです。
まぁ、あれです。
素直に好きって言うことって大事なんですよねー。
☆彡
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