《絵本レビュー》ひゃくおくまんのサンタクロース
こんばんわ!
今日は、ほんっと寒かったですねぇ。
木曜日頃まで真冬並みの寒さみたいなので、皆さま、風邪ひかないように気をつけてくださいませ。
今年は、この町にも雪が降るのかしらっ...。
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ひゃくおくまんのサンタクロース】です。
文は、もたいひろこさん。
絵は、マリカ・マイヤラさん。
初版は、2014年12月です。
《ストーリーについて》
むかしむかし、サンタクロースは子どもたちにプレゼントをくばるために、1人で頑張っていました。
時がたち、人間の数がふえ、子どもの数もふえました。
1人では配りきれなくなったサンタクロースは神様にお願いをして.....。
〝サンタクロースって本当にいるの?〟と聞かれて、困った時に読む絵本です。
(フィンランド で生まれ世界5ヵ国で翻訳されています)
《10コの好きなところ》
①表紙が、森の中に1人のサンタクロースと一頭のトナカイの絵が描かれていて可愛いし、物語の始まりを表現している。
②見返しも赤い用紙で、クリスマスの雰囲気がムンムン伝わる。
③題字の文字は、すごく可愛いフォントで小さなサンタクロースをさらに引き立てる。
④絵も、クレヨンで描いたようなタッチでとっても可愛らしくて心がホッと温かくなる。
⑤文は、どんどん人口が増えていくたびに神様にお願いするところが繰り返し書かれていてキーポイントになるような気がする。
⑥冒頭の、トナカイがプレゼントを落としながら歩いているところが、動物っぽくてほのぼのする。
⑦本のサイズが縦長なので家や木の高さがより表現されている。
⑧表紙の用紙がキャンバスみたいなディテールで高級にみえる。
⑨サンタさんが増えるたび、どんどん小さくなっていくので、人の目には見えなくなるところがファンタジーだなとおもうし、大人は言い訳できるところ。
⑩最後は、サンタさんが『子どもにプレゼントをあげなさい』と大人の耳に入り込んで言い、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『なんで、サンタさんふえると、ちいさくなるの?』
『ねぇねぇ、おくまんにんって、どういういみ?』
『んじゃ、サンタさんからママにプレゼントかってねっていってるんだね♫』
って、言ってました。
わたしはですね、うんうん頷きながら読み聞かせをしました。
だって、大人がプレゼントを購入しているってバレても、サンタさんのせいにできるんですものっ。
しかも、サンタさんを汚すことなく(^^)
《おしまいの言葉》
この絵本では、人口が増えるとサンタさんも増えていくんですが、サンタさんが小さくなっていくんですよ。分裂状態に。
その分裂が、決め手となって煙突に入れるようになるんですがね(笑)
いいですよね。
ウチの娘たち、どこまで信じてくれるんでしょうかね。
プレゼントさえもらえればのやつもよぎりますが(笑)
☆彡
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