《絵本レビュー》ちび竜
こんばんわっ!
今朝、山桜が咲いていることに気づき、朝お散歩している公園の桜の蕾もどんどん膨らんできました。
これから、毎日桜の様子が気になりそうです(^^)
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ちび竜】です。
絵は、工藤直子さん。
絵は、あべ弘士さん。
初版は、2019年12月です。
《ストーリーについて》
小さな粒から生まれた、小さな小さな
ちび竜。
ボウフラに神通力のことを聞いたり、たんぽぽの綿毛たちと一緒に飛んだり。
またトンボに羽の手入れの仕方を教えてもらったり、その他の動物たちからもいろんな知恵を教えてもらいました。
ちび竜は、どんどんどんどん大きくなって...!?
地球と、ちび竜の関係性が美しく展開していく成長物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、小さな生まれたばかりのちび竜が描かれていて、とっても可愛い。
②見返しは、鳥たちから竜になっているような絵が描かれていて物語と、関連している。
③題字が、筆で書いたような書体で竜を彷彿させてカッコいい!
④絵も、竜の成長具合がわかりやすいし、自然の美しさが丁寧に描かれていて素敵。
⑤文は、登場する植物や動物、それから昆虫たちの性格がとってもユニークに表現されているところ。
⑥話し言葉がたくさん入っていて、長めの絵本だけど娘たちが飽きない。
⑦竜が成長していく過程の中で自然と関わっていく様が壮大。
⑧ちび竜が成長して、地球を抱くくらいの巨大な竜になっているページは、観音開きで大迫力!
⑨ちび竜とは、自然の一部であり、全部であるということがわかる。
⑩最後は、読者の心の中に竜がいてハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『もうさぁ、デカりゅうやん!!!だってさ、ちきゅうを、だっこしてるんだよ?』
『りゅうってさ、かみなりだせるの?ピカチュウみたいやん』
『ねー、じんつうりきってなに?じゅもん?』
って、言ってました。(笑)
わたしも、結構この壮大な物語に感情移入して娘たちに、読み聞かせしたんです。自然の美しさや奥深さを垣間見ることができました。
《おしまいの言葉》
この絵本を通して、神通力の意味や、竜のお仕事がわかりました(^^)
神様的な存在でもあり、自分の心の中にもいる身近なごくごく自然な存在でもあるようです。
よく、八百万の神とかいいますから、あちらこちらに神様はいるんでしょうかね。
そういえば、かつて学生時代に恋愛成就で有名な神社に〝彼氏がほしい〟と願いまくりました(笑)
いや、学生時代だけじゃなかったな、社会人になっても....。
それでは、また明日〜!
☆彡
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