《絵本レビュー》ハーブをたのしむ絵本
こんばんわ!
今日は、昨日言っておりました七草粥を食べなくてはっ(^^)
果たして、お正月に食べ疲れた胃は休まるのかっ!?
ちなみに、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の春の七草は、日本のハーブだそうです。
そこも踏まえて、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ハーブをたのしむ絵本】です。
作者は、大野八生さん。
初版は、2016年10月です。
《ストーリーについて》
ハーブって、実はとっても育てやすいって知っていますか?
主人公の女の子は、おばあちゃんのお庭をそっとのぞくのが大好きです。
ここは、一年中いい香りがしていて、それがハーブの香りという事がわかった女の子は、おばあちゃんに、育て方の基本から、いろいろな活用法を教えてもらいます。
子供から大人まで楽しめるハーブ入門絵本です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、いろんなハーブがランダムに描かれていて女の子が香りをかいでいるところが、とても爽やかで素敵。
②見返しのページも、ハーブ図鑑のようにいろいろなハーブを紹介されていて読むのが楽しいし、勉強になる。
③題字の文字は、ランダムにレイアウトされた明朝体がハーブの奥深さや今から物語が始まるであろうワクワク感が伝わる。
④絵も、人の絵は可愛く、ハーブの絵はリアルに描かれていているからこそ、日常の中でもハーブを発見したい気持ちが生まれてくる。
⑤文は、女の子とおばあちゃんを通してハーブの種類や料理や歴史、育て方などハーブに関しての沢山の知識が書かれているところ。
⑥この絵本を読めば実際に、育てたり活用する事ができる。
⑦絵の点数も多いので、ボリュームのある文章量も、苦にならない。
⑧目次はない代わりに、各ブロックごとに〝おばあちゃんのハーブ教室○○〟って描かれているので読みやすい。
⑨ちいさな女の子が主人公なので、子供たちも共感をもてるとおもう。
⑩最後は、ハーブのQ &Aでハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『ばーばんちにもハーブあるよね?いいにおいなんだよねぇ♪』
『ユーカリちゃんそだててるよね!まるくてかわいいんだよねぇ』
『こんどさ、ピザつくりたいよねぇ♡』
って、言ってました。(笑)
この絵本は本当に入門絵本というくらい詳しく書かれてあり、ボリュームもあります。
自分も勉強するつもりで読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
なんか、ハーブと聞くとオシャレなイメージがするのはわたしだけでしょうか?(笑)
この絵本を読むと、すごく身近に感じるコトができ、育ててみようかなとか、リースを作ったり、お料理時に加えてみようかなって思いました。
こういうのを、ささっと来客用に出来たらカッコいいですよねぇ(^^)
☆彡