《絵本レビュー》ピーナッくんのたんじょうび
こんばんは(^^)
台風9号が過ぎ去りましたが、今週は雨マークが多いです。
少しは、涼しく過ごせるのかしら(ポジティブにねっ)
さぁ、今宵もピーナッツに関する絵本のレビューをしたいと思います。
【ピーナッくんのたんじょうび】です。
作者は、つつみあれいさん。
初版は、2004年8月です。
《ストーリーについて》
ピーナッくんは、ピーナッツの男の子。
今日は、自宅でウキウキお誕生日です!
準備をしに買い物へ行く途中、丸太をひっぱるきのこのママと10つ子ちゃんのお手伝いをして船の中まで入ってしまい出港してしまい…
さぁ、無事にお誕生日会を迎えることができるのでしょうか。
今回も、奇想天外な物語の展開と、個性豊かに登場するキャラクターたちにワクワクドキドキさせてもらえる一冊です。
《10コの好きなところ》
①表紙は、主人公のピーナッくんがお花と共に描かれていてお祝い感満載で可愛い。
②見返しも、リボンや花や鳥が描かれていて、ピーナッくんが楽しそうにしているところ。
③題字の文字が手書き風で、ほんわかしていて絵とマッチしているし読みやすい。
④絵は、さらりとシンプルで起こってる事は大変なんだけど、どこかシュールでおもしろく感じることができる。文とのバランスが絶妙。
⑤文はテンポよく読めるし、いろんな困難を淡々と奇想天外な流れで構成されていて面白い。
⑥シンプルな線に、色の付け方がとても丁寧で細かく可愛さを感じる。
⑦そして、平面に感じさせない奥行きのあるタッチが、読者の想像力を掻き立てる。
⑧食べ物に、動物に人間に登場し、それがあたかも普通のように感じさせられる物語。きちんと共存している!
⑨ここに登場しているキャラクターたちって、見方によっては、意地悪だったり単純明快だったりするんだけど、そこを感じさせないところが平和に感じる。
⑩最後は、楽しいパーティーが始まりハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(8才・5才)は、
『ピーナッちゃんってさ、いつもたいへんね、しんだとおもった』
『モンブラリンってさ、またさ、いじわるよねっ、バチがあたればいーのに』
『ドーナッくんさ、くいしんぼうね』
って、言ってました。(笑)
私の感想としては、モンブラリンまたしでかしたなと(笑)でも、なぜか憎めない可愛いやつなのです。そういう人間いるよなぁって思いながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
この物語、本当にドタバタなんですがシュールで面白いんです。
個性豊かなキャラクターに囲まれる誕生日会は、さぞかし楽しいでしょうね。
わたしの誕生日も、祝って欲しいなぁなんて思いました。
ピーナッくん、お誕生日おめでとう!
あっ、そうそうピーナッツの殻は大切にするんだよ?
☆彡
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